のりぴゃん@home

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イメージで言葉を理解するということ


辞書的な意味を考えながら話をするというより、その言葉の持つイメージから
言葉を選んでしゃべっている、と思います。

例えば、流暢に話せる、としゃべる時には「言葉をすらすらと話す様子」というような辞書的な意味を考えながら話すというよりはぺらぺらと話せているイメージを頭に思い浮かべながらしゃべっていると思います。

だから、こそすっと言葉が選び出せて口から出てくるのですよね。

でも、私達が中学で習ってきた英語は対日本語訳で一度日本語、という言葉に置き換えてから考えるやり方だった。だから、しばらく頭の中で意味を考えてからじゃないと英語が出てこない。

小さいうちから英語を始めるメリットはこのイメージから直接言葉を覚える、という事が出来る事にあります。
普通、日本にすんでいれば生活していく状況の中で意味をイメージしていく機会がたくさんありますが、英語は生活の中ではなかなか使われないのでイメージの蓄積をどうしていくか、と言う事ですが絵本に親しんでいくことで(絵本には絵があり文脈があるのでそこから意味を類推できる。)、絵本に数多く触れることで言葉のイメージを作っていくことが出来ます。

DWEはこれを利用して作られています。TACは絵に伴った文を音声で聞ける、メインは絵本と文脈から、ビデオは動きのあるアニメと音声を一致させて、というように。それらが聞きなれて口から出てくるようになると(オウム返しのようでも)徐々に自分の中で消化でき、自分の言葉となっていくような気がします。

絵本を読んで英語の力を伸ばすのなら大きくなってからでも出来るじゃないか、と言われそうですが、もちろん出来ないことはありません。でも、大きくなってから絵本は理解できても本当の意味で楽しむ、絵本の世界に入りこむことは難しくなってきますよね。小学校の高学年にもなれば、もうすでに自分たちの実生活とかけ離れた感じもあります。
大きくなると英語の習得が出来なくなる、ということではなく絵本から楽に色々なことを吸収し、楽しめる時期のほうがイメージを作りやすい、と言う事です。

文脈や絵からイメージを掴む、ということは意味を類推する、と言う事です。類推ですから当然最初から言葉の意味をドンピシャりと掴めないこともあります。でも、いくつかの似たような表現にたくさん出会ううちに修正され正しく使えるようになって来ます。小さいうちから始めるとこの、類推、修正に時間を掛けられる、というのと小さい子は母語でもこれの連続なので得意な様です。

(りなぴょんでも日本語の熟語なんかは「何々ってこういう意味?」とよく聞いてきます。まだ、日本語でも類推の世界にいるようです。ははは。)


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