☆楽しめる作品

  マスター・アンド・コマンダー

監督 ☆ ピーター・ウィアー
製作 ☆ サミュエル・ゴールドウィン・Jr、ダンカン・ヘンダーソンなど
原作 ☆ パトリック・オブライアン
出演 ☆ ラッセル・クロウ 、ポール・ベタニーなど・・

ストーリーはイギリスとフランスが、激しい海上覇権争いを繰り広げていた19世紀。
ヨーロッパ征服を狙うフランスのナポレオンの前に、イギリスの多くの兵士の尊い命が犠牲となっており、もはやイギリス軍は、その兵力を補うために幼い少年達を戦場に送るしか道はなかった。
そんな折、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー率いるサプライズ号に、弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーをはじめとした少年たちが乗り込むことになる。
この艦が帯びた使命は、フランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという、危険極まりないものだった。圧倒的な攻撃力を誇るアケロン号。
一方、戦う術も知らない幼い少年達を乗せたサプライズ号。
荒れ狂う大海原に翻弄されながらも、少年たちはひたすらにオーブリー艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦う・・・。

とても迫力のある映画。
荒れ狂う海の中での戦いはすごいものがある。
そして、ガラパゴスの豊かな自然。
一見アンバランスに見える組み合わせがすごくいい映画に仕上がってる決め手かなって思います。

勇気と友情、忠誠と献身、そして少年の成長と葛藤。
私の好きな恋愛絡みのストーリーではないけど、こういう映画は好きだなぁ。

戦いのなかにもいろんな感情があって、それぞれ心の葛藤を乗り越えて、一回りも二周りも大きくなる。

結構ダジャレが使われてて笑えるシーンもあった。
料理のお皿の端にいた小さな虫を指して、ラッセル・クロウが「この2つの虫、どちらかを選ばなければいけないとしたら、おまえはどっちを選ぶ?」
最初はどちらもいらないといっていたある男にさらに選べと詰め寄り、こっちだと選ばせる。
大笑いしたラッセルがこういう。
「うるさい虫は無視しろ!」お前の負けだ、と。
うーん、こうして書くと直に伝わらないかもしれないけど、見ていたときは笑えたな。
でもこれって絶対に違訳だよね。
虫=無視ではないはず、英語だもん。
でも映像とあってて、うまいな~と思った。訳はやっぱり戸田奈津子さんかなぁ?

激しい戦闘シーンや、生々しい手術シーンで恐怖を感じるんだけど、
自然豊かなガラパゴスのシーンでちょっと癒され、
友情でちょっとうるっときて、さすが大作だなって思いました。

ただ先の読める展開と、ラストの物足りなさで☆は3つにしました~。
一見の価値は、もちろん、あり!です。


 評価 ・ ☆☆☆




  ラブ・アクチュアリー

監督・脚本 ☆ リチャード・カーティス
製作 ☆ ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ダンカン・ケンワーシー
出演 ☆ ヒュー・グラント 、リーアム・ニーソン 、キーラ・ナイトレイ
     ローワン・アトキンソン・・・など

ストーリーは、イギリス、ロンドン----。
クリマスを目前にした街の人々。
新首相となったデヴィッドと秘書のナタリー。
最愛の妻を亡くしたダニエルとその息子のサム。
恋人に弟をとられた作家のジェイミーとメイドのオーレリア。
デザイン会社を経営するハリーと妻・カレン。
ハリーの会社で働くサラとデザイナーのカール。
クリスマス・ソングでカムバックを果たそうとするビリーとそのマネージャー・ジョー。
結婚式を挙げるジュリエットとピーター、そして彼の親友・マーク。
ケータリングの仕事をするもてない男・コリン。
スターの代役としてカメラの前に立つジュディとジョン。

それぞれの秘めた恋が、クリスマスムードと共に静かに静かに動き出す。

最初はそれぞれの場面の切り替えが忙しくて、ちゃんとそれぞれの恋に入り込めるかどうか不安だったけど、ちょっと観たらそんなことも感じなくなった。
それぞれに芽生えた恋を、ゆっくり大事に育てていく。
ヒューグランドが主役かと思ってたんだけど、
最後まで見て、全員がそれぞれ主役なんだなってわかりました。

全員がHAPPYに、というわけではないけれど、
それぞれが納得のいく、恋の結果を出すクリスマスのラスト。
感動しました。
それにやっぱり素敵なハッピーエンドのカップルのシーンはすごく良かったです♪
映画館の映像が乱れるというハプニングもあったけど、楽しめました。

そして、その中に登場する恋する少年のセリフ。
結構胸を打つセリフ。

「映画を見ると、ロマンスが実るのはいつも最後だ」

なんだかこの台詞を聞いたときに、こんなかわいい子がねぇ・・とびっくりだったんだけど、恋に悩んでいる姿は大人と同じ。

恋をして、相手を想うこと、すばらしいなって。
切ない気持ちや、愛しい気持ちがあふれている映画でした。
温かい気持ちになれます。

最後にロマンスを実らせるために、自分の気持ちに素直に、そして大事に恋を育てることが素敵だなって思えます。

私は友達と観にいったけど、これはできたら好きな人や、恋人と、観に行ってほしいな、と思います(^-^)

 評価 ・ ☆☆☆


  ファインディング・ニモ


監督 ★ アンドリュー・スタントン
製作 ★ グラハム・ウォルターズ

ピクサー&ディズニーの、フルCG冒険アニメーション。
サンゴ礁が美しい、オーストラリアのグレート・バリアリーフ。
その海の中に住むマーリンとコーラルは、オレンジ色に白い縞模様がユニークな魚、カクレクマノミの夫婦。
イソギンチャクの住まいで、400個もの卵の孵化を待ち、幸せな日々を送っていた。しかし、悲劇は突然やってきた。
凶暴なバラクーダが彼らに襲いかかり、コーラルと卵たちの命を奪ってしまった。妻と子ども達を一瞬にして失い、悲しむマーリン。
だが、運良く1個だけ助かった卵があった。マーリンはその子にニモという名前をつけ、大切に育てる。
すくすく成長し、6歳になったニモは魚の学校に初登校する。しかし、ニモのことが心配でならない父親マーリンは、ちょっとした遠出にもついていってしまう。その過保護ぶりに反発したニモは、クラスメートとの肝試しで勇気のあるところを見せようと、海上に停泊していた人間のボートに触るためサンゴ礁の外に飛び出していってしまう。
ボートに触ることに成功したニモは、意気揚々と引きあげてくる。しかし、その途中でニモは潜水中の人間に捕まえられてしまう。パニック状態に陥ったマーリンは、ボートの後を力の限り追いかけるが、そのスピードには勝てず途中で見失ってしまう。そして、そのとき出会ったユーモラスで忘れっぽいナンヨウハギのドリーとともに、ニモを探す旅に出る。

ニモ♪観てきました。
できれば字幕がよかったんだけど、吹き替えで観ました。
あんまり芸能人が吹き替えしてるのって好きじゃないんだけど。
なんか顔が浮かんできちゃうんだもん(^^;

ニモ、可愛かったし、ドリーはイライラさせるけど面白いし、結構面白かった。
でも感動ってほどじゃないかなぁ~。
海から連れ去られたニモが入れられたのは歯医者にある水槽。
そこで水槽にいる魚たちの会話がかなり受けた!!

「今日は根の治療よ!」
「今使ってるのはHファイル?」
「いや、あれは先が違うからKファイルよ」
と歯医者の専門用語がバシバシ飛び交う・・・(笑)
一緒にいった友達がたまたま職場の仲良しさんだったからふたりで爆笑しちゃいました。
歯医者関係のひとはぜひ観にいってね(笑)
それにしても、これってニモっていうより、「ファインディング・マーリン」かもね・・・(^^;

 評価 ・ ☆☆☆


  パイレーツ・オブ・カリビアン

監督 ☆ ゴア・ヴァービンスキー
製作 ☆ ジェリー・ブラッカイマー
出演 ☆ ジョニー・デップ 、オーランド・ブルーム 、キーラ・ナイトレイ

ストーリー
カリブ海の港町に住むスワン総督の娘エリザベス(キーラ)は、子供の頃にウィル(オーランド)という少年から手に入れた黄金のメダルを今も大切に身につけている。
ある日、町はバルポッサが率いる冷酷な海賊たちに襲われる。若者に成長したウィルは、剣を手に勇敢に敵に立ち向かう。
だが、海賊たちはかけられた呪いで、心臓を剣で貫かれても甦り、決して死ぬことはなかった。
バルボッサの目当ては町の財宝ではなく、美しいエリザベスが肌身離さず持っている黄金のメダル。
海賊たちはエリザベスをさらい、ブラックパール号で船出する。エリザベスに思いを寄せるウィルは、彼女を救うために一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組む。
呪われた海賊と、ウィルたちの戦いが始まる。

不死の海賊との戦い。
愛する人を救うために命がけで戦うウィル、おちゃらけキャラだけど、剣の腕はウィルに勝るとも劣らないスパロウ。
あんまり頭を使わずに、映像に入り込める映画という感じです。

ジョニー・デップの登場シーンは面白かった。
ウィルとスパロウが剣で戦うシーンも音と映像に切れがあってすごくよかった。
戦うシーンはわりと見ごたえがあってドキドキハラハラでしる感じ。
映像が豪華で、見ていて飽きません。
あと私が期待していたのはもちろんウィルの恋。
ラストで、海賊に囚われたウィルを救うためにエリザベスは他の男との結婚を承諾して助けを求めるんだけど、無事に戻ったあとはじめてウィルが自分の気持ちをエリザベスに伝える。
公衆の大勢の人の前で、エリザベスをまっすぐ見つめて「愛してる」って。
思わずドキっとしてしまいました(笑)

なんていうかもう少し濃い内容、ストーリーにスパイスが欲しかったなぁという印象はあります。
盛り上がるんだけど、メインの大きな盛り上がりというか、そういうのがあったらもっとよかったかもしれない、と思うけど。
予備知識がなくてもストーリーに入り易くて映像もいいのでおすすめです。

 評価 ・ ☆☆☆☆


  シカゴ

 評価 ・ ☆☆☆☆☆

監督 ☆ ロブ・マーシャル
出演 ☆ レニー・ゼルウィガー 、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
     リチャード・ギア

ストーリーは1920年代のシカゴ。
スターに憧れる人妻ロキシーは、愛人がうそをついて自分をだましていたことに気づき、衝動的に射殺し投獄されてしまう。
そこでやり手の弁護士ビリーは、彼女にスキャンダルを逆手にとることを提案。
彼の策により、世間はロキシーを悲劇のヒロインとみるようになる。

とにかく、飽きることなく、2時間を満喫できる映画です。
ミュージカルのシーンはすべて登場人物の空想、思考の世界。
ひとりひとりが今どういう心境にあるのか、
どんな過去をもっているのか。
そういうものを「ミュージカル」という手法で表現しているんですが。
ほんとにレニー・ゼルウィガーもキャサリンもとにかくすごい!!
歌も踊りも完璧でびっくりです。
ラストで初めて、ふたりが一緒に舞台にたち、名声を勝ち取るんですが、その迫力は本物です。
この映画はかなりおすすめです(^^)


  トリプルX

 評価 ・ ☆☆☆

監督 ☆ ロブ・コーエン
脚本 ☆ リッチ・ウィルクス(ノベライズ/角川文庫・刊)
出演 ☆ ヴィン・ディーゼル 、アーシア・アルジェント 、マートン・コーカス

ノンストップ・スパイアクション大作。
無条件に面白い!
迫力があって楽しめる。
フェロモン全開、精悍さにあふれたタフな容貌にユーモアを滲ませ、危険度トリプル級、ジャッキー・チェンも真っ青のスタントを披露するのはヴィン・ディーゼル。
地上200メートルの橋からスポーツカー・ダイブ、空前絶後のバイク・スタント、スノーボードをつけての空中ダイビング、高速潜水艦への飛び移り、雪崩のなかでのスノーボーディングまで─―素晴らしいヒーローぶり!
あんまりアクション映画はたくさん見ているわけではないんだけど、ほんとに最後まで楽しめるのでおすすめです!


戻る


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: