日記

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4005 住友化学


ラービグ社上場により、3700億円の含み益 2008/ 3/16 13:45 [ No.14828 / 14860 ]

 08年1月のペトロラービグ社上場(住化とサウジ・アラムコ社が37.5%、それぞれ保有。一般投資家は25%。なお、アラムコ社はサウジ国営)により、住化は、3700億円の含み益を手中にして財務体質を大幅に強化しました(持分法対象会社であるためこの含み益は財務諸表には反映されていない)。

 次なる課題は、本年9月に稼働を始める世界最大級の石油精製工場です。中東原油の原価は、1バーレル20ドル以下。それが投機資金に膨らまされて市場では100ドル以上になっています。ですからアラムコ社の加わる精製工場で使う原材料原油の価格は市場価格よりはるかに安いことが見込めます。

 さらに、石油化学製品群の生産も始めますが、原料は他社の使っているナフサではなくエタン。エタンの価格はナフサの1/10以下。今秋以降、過当競争も予想されますが、住化は圧倒的な低価格力で勝ち抜くことができるでしょう。




2005年 6月23日(木)
タイの水不足が深刻で、石油化学市況には追い風

住友化学<4005>

 ドイツ証券は6月22日に住友化学(4005)の来期2007年3月期の営業利益が2割強の増益になると分析し、目標株価650円で「Buy」と発表した。医薬事業の統合フル寄与や情報電子関連事業の収益拡大、石油化学製品の好調持続を評価。

 そして23日付けのレポートではタイの水不足が干ばつの影響により深刻な状況となっていて、石油化学製品の市況には追い風となっていると解説している。

 タイ政府は石油化学製品の一大生産拠点のマプタプット地域で10%の給水制限を行っているが、7月には40%へと制限率が拡大する見込み。40%まで引き上げられると保安上の最低操業率の維持も不可能になる恐れがあり、タイのエチレン生産能力はアジアの7%(世界の2%)程度を占めているため、市況への影響も出てくるだろうと指摘。

 なお、石油化学業界全体には減産による市況上昇はポジティブだが、タイで生産している三井化学(4183)と三菱レイヨン(3404)に短期的にはネガティブと解説。(ドリームバイザー・ドット・コム)
(2005.6.23)
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やや強気 大幅上乗せ必至

住友化学(4005)…上期は6事業すべて増益、通期予想は余裕でクリアへ
 中間決算説明会。04.9中間期は売上高10%増の6194億円、経常益は2.8倍の639億円(期初予320億円)と計画を大幅に上回った。6事業すべてが増益で、特に石油化学、情報電子の貢献が大きかった。シンガポール石化事業(持分法)も活況で、経常益を押し上げた。原料高は価格転嫁で吸収、情報電子では液晶材料が大きく伸びた。
 05.3期は売上高10%増の1兆2800億円、経常益は51%増の1000億円(期初予想780億円)を予想。下期の利益は上期比大幅減益で、前下期比でもマイナスとなる予想。これは、原料価格高騰や電子材料の在庫調整に影響を大きく織り込んだもの。しかし、原料高の価格転嫁はさらに進んでおり、夏場に一時調整した液晶材料(偏光板、カラーフィルター)も足元では回復している。持分利益はさらに増える見込みであることから大幅に上乗せとなる可能性大。
 注目のサウジ石化プロジェクトも骨格が固まってきており順調に進捗。原油高に伴い石化製品の価格水準が上げっていることで、合弁会社の収益力は一段と高まりそう。予想PERは会社予想ベースで16倍、実際には14倍程度に低下見込み。来期の増益も視野に入ってきており、割安感はなお大きい。11月12日株価494円。(高橋)





 その他、 伊藤忠商事(8001)、日本触媒(4114)、新日鉱HD(5016)、東海カ(5301)、TOWA(6315)、アイビーイー(2347マ)、情報企画(3712マ) がございます。詳しくは営業部店へお問合せ下さい。   




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