小さな幸せ集め時々猫

　１５年も前の話ですが、

　　　　　近くのアパートに、２時になると　餌さを食べにくるノラ猫達の

　　　　　　　　中に、 白黒 の人懐っこい オス猫 が居たんです。

　　　　　その子がいつの間にか、 たまころの庭 に来るようになり

食事 をして 家の中 に入り 夜は 泊っていくようになりました。

　　　　　　それでも母が猫嫌いだったので、飼い猫になる事はなかった

　　　　　　　のですが夜になると我家に毎日帰って来るんですよね。

　　　　　　　　　　　　 ある日、 首に手紙 を付けて帰ってきたんです。

　　　　　　手紙によると、近くの事務所の人からで「、猫ちゃんが毎日

　　　　　　　出勤  してきますが、のんきに過ごしているので安心してください。」

  　　　　　　　　　　　　って書いてあり飼い猫だと思ったそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　その文通は1年近く続きましたよ。

そこでは 「風太」と呼ばれ

　　　　　　　　　　　　　近くのアパートでは「パンダ」と呼ばれ

　　　　　　　　　　　　　他所の家では 「大将 」と呼んでるおじいちゃんもいたわ。

　　　　　　　　　　突然姿が見えなくなって心配していたら

横断歩道 を２回は渡らなければ行けない 団地 で

 　　　　　　　　　　　　又、又可愛がられているのをみました。

　　　　　　　その後、半年程してから・・ふらっと帰ってきて何ヶ月か元気に

　　　　　　　　　　していましたがある日、 たまころ家族の見守るなか 、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　息を引き取りました。

　　　　　　　今のように、たまころ夫婦だけだったら、もっと大事にして長生き

 　　　　　　　　　 させてあげられたのに・・・・・と今でも 悔やまれます 。