にゃんこだま 写真blog「猫足製作所」

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猫に足を踏まれる

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猫に足を踏まれる @ Re[1]:ウォーターマークを更新しました。(11/25) さきばっけさんへ 自分の物をネットに上げ…

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2010/01/11
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カテゴリ: カメラ
今年の目標とか俺的な今年の流行りなんぞ考えてみました。OLYMPUSに偏っていますがまぁそこはご勘弁ください。

私の持っているのはOLYMPUS E-520です。最近のエントリーデジタル一眼レフと比べるともう旧世代のカメラになってしまいました。
でもフィルム一眼レフカメラの時代から比べると、凄いことになっているカメラなんです。

今のデジイチ(デジタル一眼レフ)はエントリー機でも綺麗に撮れる。レンズ交換も気楽に出来るの気軽に使うことが出来ます。カビ対策もしてなくても殆ど大丈夫だし、フィルムを冷蔵庫に入れておく必要もない。
AFは私のは調整不足でしたが、調整したらしっかりとピントが合うので全く問題ないです。
欠点はファインダーぐらいです。流石に小さくて見辛いのは視力に頼らざるを得ないのでキツいです。
連写もなんと1秒間に3コマです。凄いです。自動巻き上げなんて高級機+高い別パーツで実現出来たぐらいなのに標準で連写できちゃう。
そしてライブビュー撮影、大きな液晶画面で見ながらそのまま撮影出来るのは大変便利です。
唯一フィルム一眼レフカメラに負けているのは焦点距離です。ボケだけはね~。逆にフィルム一眼レフより、望遠になるので動物を撮るにはより良いです。

こんなカメラが一世代後れでもう半値以下になってしまいました。使用価値は変わってないのに販売市場価値が変わったからもう売れないのは残念な気持ちになります。
今のカメラ流通はユーザーに媚びを売り過ぎ、メーカー競争の結果ユーザーに分かりやすい価値だけが暴走して価値と仕様が合ってない状態になっています。

でも昨年出たOLYMPUS PEN(E-P1)が市場に出た事でちょっと変化が出たように思えます。
AFも正直遅い、マイクロフォーサーズといいつつもそんなに小さくない、一眼レフの魂と言えるファインダーが無い等と言われつつも「欲しい」と皆が思う魅力があります。
同時期にパナソニックからGF-1が出ました。コンパクトさでは負けて無くAFも格段に早いです。しかも安い!でもそんなに欲しくない。
この差はデザインしかないと思います。正直かっこいいんです。買って見せびらかししたいんです。
ずっとフィルムカメラしか使ってなかった人がいきなりE-P1を買って、昔のレンズを引っ張り出して装着する。しかもデコレーションまでして超愛着もって使っている。
どう使ったら楽しいとか、こんな楽しい・かっこいい使い方あるよって自慢している。
そんなデジカメは私は他に知りません。
多分他社が真似してももうこの楽しさを作り上げてしまったPENシリーズをそう簡単には越せないと思います。
パソコンのMACみたいなもんです。キヤノンがまったく同じ物を出してもなんかこう違うものになってしまうような気がします。コンデジだとキヤノンG11とか凄いいいカメラだと思いますがリコーのGR Digitalの方が欲しいです。
トヨタがスポーツカーを出してもなんかいまいちでホンダやマツダスポーツカーの方がイメージ良いのと同じ。
パナソニックGF-1も家電のデジカメとしては素晴らしい機械なんだけど、いまいちしっくりこないのはそういうことかなぁと思う。
OLYMPUSにはこの楽しさを受け止めて独自路線を築いて欲しいです。
希望として次期機種は廉価版ではなく別路線のPENを出して貰いたいなぁ。
廉価版はGF-1で充分なので…

んで、今年のメインカメラメーカーは殆どが今までの延長上の機能アップばかりだと思う。
もう動画も入れちゃったし、AFも相当凄い領域に行っちゃった。フィルターも面倒なのであまり話題にならなかったのでAPS-C機で無理矢理ボケさせる効果付きとかコンデジみたいに訳分からん方向に行くと思う。
そこで自社の強みを改めて生かしたOLYMPUSと起死回生の100色なんてぶっ飛んだ事をしたPENTAXは是非、持っているだけで嬉しいカメラを出して欲しい。


ここからは自分だけの狭いお話。
昨年は初めてキットレンズではない格上のレンズを昨夏に購入しました。ZD 14-54mm F2.8-3.5 II
描写力は評判通りで、改めてレンズが写真の殆どを決める事を実感しました。
使ってみて、
○明るいレンズなので、ピントが合っているのか分かりやすい。
○更にシャッタースピードに余裕が出来た。
この効果で撮影が楽になりました。

○絞りも最大でF2.8なのでそこそこボケも綺麗でスムーズ。
○色合いは艶っぽくて鮮やかなんだけど派手じゃない。くっきり写るけど柔らかい。
別のカメラを購入した気分になれました。

レンズに惚れるという表現がこのレンズで初めて理解できました。
夕日や水、人を写すときはこのレンズを使いたいです。
でも失敗したのは、このレンズでは野良猫を撮るには望遠域が足りないのです。
猫撮りでは圧倒的にZD ED 40-150mm F4.0-5:6を使うことが多いので当たり前なんですけど。
そのため先に 望遠のZD 50-200mm F2.8-3.5 SWDを購入するべきでした。でもこのレンズの良さを知るためには ZD 14-54mm IIを体験したから欲しいと思ったんです。

なので今年の目標はこのZD 50-200mm F2.8-3.5 SWDを購入して最強の猫撮りシステムを構築する事です。
これならある程度のボケと毛1本まで描写する解像力で野良猫の魅力を写せると思うのです。

猫写真は夕方撮ることことがが多いので明るいレンズが欲しくなるんです。手ブレ補正が着いていてもシャッタースピードが有る程度ないとキツいのです。

そして初めてのMFと超明るいレンズ。OM 50mm F1.4
明るいってこういう事かと改めて面白いと思いました。
ボケって、こんなにも面白く奥深いのか!
OM 50mm F1.4を知り合いに借りて試し撮りしていたらあまりにも面白くて、ジャンクのカビレンズとマウントアダプターを購入しちゃいました。
カビを取るために工具を買ったりして結局1万円ぐらいかかってしまった。でもカビは取れなかった。
素直に専用工具セットを買った方が安かったけどその分レンズの事とかよく分かって面白かった。
写りはカビがあるけど結構良いです。
ポートレートでの撮影は最高です。
接写用フィルターも買って装着してマクロ撮影もOKになりました。
でも欠点があり、コートが全くないのか逆光に超弱いです。

それと今年の事になるけど使われていないニコンの135mm F3.5がカビだらけで見つかり掃除したらとっても状態が良かった。変換マウントを買うか迷い中です。
マウント無しで撮影してみたけど結構いいです。
見たままの映像がそのまま撮れる印象です。
初めてニコンのレンズを使いましたが評判通りの印象です。
そういえばこのレンズって望遠にしては結構明るいレンズです。135mmなのにF3.5ですからね。
使いこなすと面白いかも。

昨年はカメラの楽しさは色々とあるのが本当によく分かった1年でした。
猫の写真を見せると感想を言ってくれますが、風景とか花を撮ってもあまり感想がなく「ふ~ん」的な事がおおく、やっぱ意気込みが写真にも出るのだなぁと思いました。
だた綺麗に撮るとかしっかり撮る事は出来てもその先にある物が伝わるのと実感しました。
やっぱ、いいなぁと思う物をより良く見せる為に腕を磨くことが一番大事なんですね。
まぁメカ好きなんでマニュアルレンズの楽しみも含めて楽しめれば趣味なんでいいかなぁと。

なわけでまとめると、
今年もこれが1番という猫写真を撮る。
ZD 50-200mm F2.8-3.5 SWDを買う
明るいMF広角安いレンズを1本買う。

ということで今年も宜しくお願いします。

長文におつき合いいただきありがとうございました。





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Last updated  2010/01/12 12:08:47 AM
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