踊るにゃんこの平凡な日々

2003年の記録

2003年の記録




花アイコン  2月2日(日) 第5回台東区ダンススポーツ大会

妊娠5ヶ月半での出場。もともと太っているけれど、お腹がちょっと大きくなってきました。そんな時に初のラテンドレスでの出場(北條明杯では着たけれど、JDSFはある程度の級にならないとドレスが着られません)。お腹が目立つんじゃないかと気になりましたが、わりと太めの女性が多かったので目立たずにすみました。

台東区のサークルに入っているので、係の人がほとんど知り合いでした。妊娠していることをみんな知っているので、接待用の暖かい紅茶をくれたり、お菓子をくれたり…。みんなが体調を気遣ってくれました。

ラテンは2級戦。準優勝しました(1級に昇級)。出番が次になると女性は椅子に座って待つのですが、サンバがかかっている時に赤ちゃんは、お腹をボコボコ蹴っていました。「この子はラテン好きだね」、緊張が解け、楽しく踊ることができました。

表彰式の時、ネットで知り合った男性が区会議員で、たまたま2位の表彰状を渡してくれる役でした。これもまた嬉しかったぁ! 表彰式終了後、サークルの会長さん、区会議員さんと写真を撮り、まるで優勝したかのような盛り上がりでした。

2003台東大会


この時に「若いうちに行けるとこまで行っちゃった方がいいよ」と言われました。特にラテンは「若いだけで点が入る」と言われます。アマチュアは50代が主流ですから、そんなふうに言われても仕方ないのですが、実力ではなく外見で勝ったと言われるのは、とても悔しいです。

4級スタンダードは…。前よりはマシだったけど、2次予選で終わってしまいました。


教室でのレッスンは4月いっぱいまで続けました。お腹が張ってしまうので薬で騙しながら頑張りましたが、さすがに限界を感じ休むことにしました。
サークルは5月下旬まで。周りからは「危ないからやめなさい」とか「ローヒールにしなさい」とか言われたけれど、履き慣れたハイヒールのラテンシューズで練習していました。
6月18日、長女を出産しました。


花アイコン  11月30日(日) 第56回江戸川区区民総合体育祭秋季大会

産後5か月で競技会に復活しました。サークルで練習するぐらいで、レッスンにも行っていなかったので、台東大会と同じラテン2級、スタンダード4級に出場しました。

この会場は駐車場を申し込んで車で行きましたが、当日はドシャブリ。車からベビーカーや荷物を降ろすのが大変でした。やめて帰ろうかと思うぐらい。次男を子守役に連れて行きました。娘は人見知りが始まり、せっかく側にいたカップルが声をかけてくれるのですが、泣いてしまって申し訳なかったです。

ラテンでは、あがってしまって、リズムははずすし、ステップは間違えるしで悲惨でしたが、7位入賞で表彰状をもらいました。7位までが昇級だったので決勝7組で踊らせてくれたようですが、私としては「入賞は6位まで」だと思うのです。7位だったら準決勝で切ってくれて構わないのです。7位は予定外のようでトロフィーも用意されてなかったし…。嬉しくありませんでした。久しぶりなんだから入賞できただけでもありがたいことなのですが、やっぱり不満なのです。

午後のスタンダードは、主人のリードを無視し、勝手に踊ってしまいました。ジャッジにはバレバレ、また1次予選で終わってしまいました。



「これからダンスに復帰」と言う時に、お世話になっていたM先生が、教室をやめ北海道に帰ることになってしまいました。M先生は私に取って恩人なのです。
スポーツクラブのダンスサークルは、当時、月曜の夜、水曜の昼間、土曜の夕方の3クラスありました。私は水曜のクラスで習い始めましたが、主人が習うのにあわせて、土曜日にも参加するようになりました。
水曜の先生は「楽しく踊れればいい」と言う考えで、あまり詳しくは教えてくれませんでした。もちろん技術的、人間的に素晴らしい先生で、私の質問には丁寧に教えてくださいました。
土曜のM先生は、愛想がないのですが、基本をみっちりと教えてくれました。水曜は音楽に合わせて踊るのが主流でしたが、土曜はシャドー(一人で踊る)ばかりでした。今までわからなかったことが、一気に解消されました。それからダンスが俄然、楽しくなったのです。もしM先生に習っていなかったら、もし遊びの競技会に出てみませんかと誘ってもらっていなかったら、私達の競技生活はなかったと思います。




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