踊るにゃんこの平凡な日々

2005年の記録

　4月17日(日)　前期イーストジャパン選手権大会

去年の11月の渋谷大会以来、５ヶ月ぶりの競技会でした。
ホテルイースト21で開かれたJDCのＤ級ラテンです。

Ｄ級ラテンの出場者を見て愕然としました。
同じ大会に出て、私達が準優勝だった時に優勝したカップルや、級は違ってもやはり優勝したカップル…、そんなメンバーばかりでした。
１次予選が通るかどうか…。
Ｄ級維持のためには、１次予選を２回通過しなくてはなりません。

１次予選のサンバで、混み合っている所に突入してしまい、主人がコケました。
それを無視して私は踊り続けました。
二人で止まっても仕方ないと思ったから。
主人には「それで助かった」と言われました。
二人とも相当、焦っていたんでしょう。
何をどう踊ったのか覚えていません。

２次予選、体育館と違って、ちょっと手を伸ばすと隣の選手にぶつかります。
動きが小さくなり自分の踊りができませんでした。

ここで終わったかと思ったのですが、準決勝に進出できました。
が、最後はルンバに１ポイント入っただけで終わってしまいました。
40組中９位でした。
それがひどいもので、決勝に進んだ６組には10数ポイント入っているのですが、落ちた６組は惨憺たるものでした。
７位で８ポイント、８位が４ポイント、９位の私達が１ポイント、10～12位は０。
こんなに差が出るなんて思いもしませんでした。
さすが、勝ち抜いて来た選手達です。
１次予選から上位５組で争っていましたから。
私達はその中に入ることができませんでした。

とりあえずＤ級維持、１／２確保です。
もう一試合、１次予選を通過すれば級が維持できます。

負けず嫌いの私には珍しくとても楽しめた試合でした。
１級まではざっと見回して、だいたい私達が最年少だったので、勝ち残ることができました。
（自分達が上手いとは思っていません。若く見えることで勝ってきたんだと思っています）
「若いから勝てるんだ」みたいなことを言われたことがあるので、若い人達が多いアルファベット級、外見だけではなく踊りが上達しなければ勝てないんでしょう。
決勝まで行けなかったのは残念だけど、これからの試合が楽しみです。
こんな人達と戦えるのかと思うとワクワクします。

　５月８日(日)　台東区ダンススポーツ大会

Ｄ級ラテンは「絶対に雑誌に載ってやるっ（入賞）」って意気込みで出場しました。４次予選までは予定通り通過。
ところが準決勝で４ポイントしか入っていなかったのです。
「ここで終わっちゃうのか？」
こんなに不安だった試合はありません。
何とか決勝に残り、結果は３位でした（この時点でＤ級が維持できました）。
ぶつかりそうになり、抑えて踊っていたのが良くなかったようです。
「萎縮して見えたよ」とサークルの会長が教えてくれました。
2005台東

この写真がダンスビューに載りました。

３級スタンダードは悲惨でした。
主人がワルツのスタート位置を間違え、順番を変えてしまったのです。
お恥ずかしい話、ルーティンが難し過ぎて、順番通りでないと踊れないのです。
リード＆フォローなんて関係なく踊っています。
頭の中はパニック！　ステップも何も関係なくバタバタを歩いてしまいました。
１次予選敗退か？
ところが３位に入賞して２級に昇級してしまったのです。
ラッキーなことにジャッジはサッサと点数を付けて隣でやっているＤ級戦を見ていたそうです。
試合の直前に買った燕尾服のおかげで主人の姿勢が良く見えたことと、失敗する前に点数は付け終わっていたこと。
サークルの仲間からは「足下を見たらバタバタしていてダメだったろうけど、上半身は崩れなかったから、それが良かったんじゃないの」と言われました。
何でこんな奴らが…とひんしゅくを買いそうな試合でしたので、もう一度、３級スタンダードに出てリベンジしたいと思っています。

　６月26日(日)　JPBDA東部総局主催ダンス競技会

当日の朝までやる気が出なかったのですが、化粧を始めるとだんだんやる気が出てきました。
普段すっぴんなので、化粧にとても時間がかかるんです。
こんなに時間をかけて化粧してるんだから１次予選で終わりたくないって気持ちになります。

Ｄ級ラテンは、出場カップル数25組でした。
昇級規定は２位まで。
出場組数が少ない試合は苦手です。
120組出ていれば、準決勝で昇級規定に入れますから、何とかなるけど…。

１次予選、サンバで滑ってしまいバラバラになってしまいました。
でも終わりの方での失敗だったので、フルポイントで通過できました。
フルポイントでの通過は若いカップルと私達だけ。
「これはいけるのか～」
なんて思いました。

２次予選、11ポイント。
サンバで３ポイント落としましたが、ルンバはフルチェックだったので主人は喜んでいました。
ルンバは他の人も踊り込んでいるので（６級戦からずーっとルンバがある）上手な人が多いし、ラテンの基本なので、いくらサンバで点数が入ってもルンバで点が入らなければ下手ってことだと思っています。

だんだんポイントが下がって行きます(T_T)
準決勝では５、６位同ポイントでギリギリ通過。
主人には「決勝出れても６位は嫌だ」と話しました。
結果は、若いカップルが優勝。
彼らはＣ級戦でも優勝していました。
結果は、嫌だと思った６位は免れましたが、５位でした。
昇級は逃しましたが、あのやる気のなさから、ここまで来られただけでも満足です。

　８月21日(日)　墨田区ダンススポーツ大会

この試合は、どうしても昇級を決めたい試合でした。
ここで落とすと次にエントリーしているあきる野市の大会にどうしても出なくてはいけないから。
申し込んだものの１時間半以上もかかる会場に行くのはちょっと嫌でした。
何しろ子連れでの参加ですから、朝、起こすのも大変ですし、荷物も多くなる。
出かけるだけで疲れてしまうんです。

ラテンは５位に入賞。
昇級規定内に入り昇級することができました。

３級スタンダードは初出場のサークルの仲間がいました。
練習を見ていても彼らの方がスタンダードは上手だと思ってはいるのですが、初出場のカップルには負けたくありませんでした。
１次予選、彼らは途中からカウントを外して踊ってしまっていました。
カウントがずれていることにすら気が付いてなかったんじゃないかな？
「ここで終わったな」と思ったら、何と１次予選通過。
２次予選、何と彼らは１位で通過。
私達はまぁ、いつものことながらそれなりの点数でした。
３次予選、ここで仲良く一緒に敗退。
せめてもの慰めは、私達の方が２ポイントだけ多かったこと（低レベルな満足…）。
私達にとっては３次予選まで行けたなんて、珍しいことです。
だんだんスタンダードが面白くなってきました。

　９月４日(日)　あきる野市ダンススポーツ大会

Ｄ級ラテン、３級スタンダードにエントリーしていましたが、この日は私の△△歳の誕生日だったので、スタンダードの方はキャンセルしました。
家族と夕飯に行く約束をしていたからです。
万が一、スタンダードで残ってしまうと帰りが遅くなってしまうから。

ラテンは墨田大会で昇級が決まっていますので気楽なものでした。
いくら昇級が決まっているとは言え、予選で敗退することもあり得るのですが、負ける気がしませんでした。
結果は３位。
これでＤ級は卒業したような気がしました。

　11月23日(水)　すみだダンススポーツ競技会

エントリーしていた10月15日(土)の『ＤＳフェスティバルin東京 2005』はおチビが風邪をひいてしまったため出られませんでした。
そこで急遽、すみだ大会にエントリーしました。
Ｃ級ラテンと２級スタンダードです。

ラテンの方は強豪揃い。
来年度Ｂ級に昇級が決まっているようなカップル、学連さんの多い試合でした。
今回は来年、私達がＣ級戦でどのぐらい戦えるかを見るためのお試しエントリーでした。
53組中18位。３次予選まででした。
私としては１コケ覚悟だったのが、３次予選まで来られたのは儲け物って感じでした。

スタンダードの方は、応援の声に後押しされて気持ち良く踊ることができました。
観客が注目してくれているのがわかりました。
　決勝に行けるかも…
　昇級規定内（３位まで）に入れるかも…
　もしかして優勝しちゃったりして…
そんな夢心地の気分でした。

が、準決勝、混み合った所からうまく抜け出せずに、思うような踊りができなかったんです。
抜け出そうと主人の肩に力が入っていくを感じました。
焦っているのが伝わってきました。
私も「思うように動けないのならここはごまかしておこう」なんて気持ちでした。
結果、４ポイントで敗退。
決勝に残った人達のポイントを見ても、もし私達があそこで抜け出していたら絶対に決勝に進めたと思っています。

スタンダードは混み合った所からの脱出が難しいですね。
私達にはまだそれを避けられるだけの技量がありません。

2006年度はラテンＣ級、スタンダード２級でスタートです。

趣味は競技ダンス！