アトピーの事

検査結果のページをUPしました!同時に症状・食事内容なども綴っています。

***********************アトピーと診断されて***********************


2005.1.11 アトピー性皮膚炎と診断

まさか自分の子供がそんな検査を受けるなって思ってもみませんでした。

夫婦ともに数年前になった花粉症以外何のアレルギーもないし、皮膚も弱い方ではなかったので...

とりあえずこれまでの娘の皮膚の状況をまとめてみました。


■生後2ヶ月■2004.9  ~はじまりは耳の湿疹だった~
ぽつぽつ耳に赤い小さな湿疹ができはじめ、お汁がにじむこともあり痒そうに耳を掻く。
その頃から抱っこされている時に、良く顔をこすりつけて左右に振るようになる。
顔は特にひどい湿疹はなくほほが少し赤くなっている程度だったので、家で様子を見る事に。

■生後3ヶ月■2004.10  ~耳に続きほっぺもついに悪化~
ちょうどお食い初めの頃、ほっぺが赤く乾燥したようにかさかさになってきたと思ったら、黄色いお汁が...
お風呂で洗っても痛がるように泣くので病院へ連れて行った。
アンダーム軟膏を塗るよう言われ、塗るとすぐによくなった!
しばらく赤くなったり治まったりを繰り返したので、市販の保湿剤と交互くらいに薬を継続して使う。
寒くなってきたし、ちょっと乾燥してるのかな?くらにしか思っていなかった。

■生後4ヶ月■2004.11  ~耳頬の次は首リンパ液が絶えなかった~
もらっていたアンダーム軟膏もなくなってきて、湿疹が悪化。首周りがひび割れはじめそこから黄色いお汁がにじんできた。
病院へ連れて行き診てもらうと、あまりだらだらと長くお薬を使うのはよくないのでと、
ステロイドのアルメタを3日間塗るよう指示される。1日でよくなったけど、3日間塗りまた病院へ連れて行くと、
あとは保湿でと言う事でワセリンを渡される。
この時点でもまだ湿疹は耳・頬・首のみだった。

良い状態は1週間くらいしか持たずまた悪化。自己判断で3日間だけアルメタを使用して、またよくなった。
この時、非ステのアンダームももらっておけば良かったと後悔(T_T)
この頃は何故かアンダームでも塗れば治まっていた。
アルメタをやめると2日ほどですぐに悪化。特に首がひどかった。あとはおでこの辺りを掻いて傷を作ってしまう。

■生後5ヶ月■2004.12  ~アトピーではないか?という不安~
~頭皮にも湿疹が及び、体中に湿疹が広がりはじめる~

このころから、ネットでアトピーのことを調べ、うちの子ももしかして?と思うようになる。

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湿疹の状態は悪化の一途で、同じ事の繰り返し。
首だけでなく、口の周りも赤くなり、同時に頭の脂漏性湿疹もピークになり黄色いかさぶたが無数にできる。
この時期が一番ひどく、本格的な湿疹・痒みとの闘いが始まる。

痒みもピークで、夜は爪で傷をひどくしないよう、タオルでくるんで寝かせるように...
ミトンはきつめのものでも簡単に外してしまうので、可愛そうだったが、くるんでしまう方が娘もよく眠れるようになった。

そしてお正月、湿疹はさらに悪化。今思えば母乳を飲ませている母親の食事も脂・卵などたっぷりだっただろう。
体全体に小さな赤い湿疹ができはじめ、膝の裏も足をこすり合わせて掻くので
パックリと割れてしまい傷ができる。膝裏など間接もとても痒い様子。

■生後5ヶ月と25日目■2005.1  ~湿疹があちこちで悪化~

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顔:ほっぺが赤くなる・おでこが赤い・口の周りが皮がむけちょっとお汁が出る
首:全周黄色お汁がでては乾き、また出るの繰り返し
腕:小さな赤い湿疹以外は特に症状なし・脇も異常なし・手首は少しざらざら
脚:膝の裏数カ所パックリ割れて傷になる・足首もかなり痒いようで湿疹がある
お腹・背中:全体に出ている小さな赤い湿疹がたくさん
頭:脂漏性湿疹は少しましになり、黄色いかさぶたは減り白いふけのような鱗状のカサカサが無数
耳:上が切れてます

親としては痒そうにしている娘が可愛そうで仕方ない...
痒みさえなければもっと地べたでねっころがして、手を自由にして遊ばしてやれるのに...

痒がる手を止めすぎるのもあまり良くないと思うが、難しいところ...思い悩む日々


******アトピーの治療法や薬の事などを勉強しはじめたのも年末から、まだまだ勉強不足ですが、がんばります!!******


■2005.1初め 6ヶ月目前■  ~アトピーの治療開始・母乳のため母親は卵鶏肉完全除去~

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母乳をあげていたため、母親は卵・鶏肉の完全除去食開始。娘は離乳食もほぼ進んでいなかった。
医師からの指示は上記2項目の完全除去のみ。自己判断では、医師の指示以外の食品の完全除去はせず、
基本的に体によい昔ながらの食事というのを見直し心がけるようになる。
小麦は要注意項目と言うことだったので、醤油程度の摂取にとどめることを決め、肉(特に脂身)はほぼ除去。
とるとしてもヒレなど脂身の少ないものに限定。揚げ物はもちろん食べない。
豆腐・油揚げなど以前良く食していた大豆系の食品も控える。
油はオリーブ油を使うようにする。炒め物もサラダも。

基本の食事は、ご飯・根菜類の煮物・葉野菜のサラダ・魚(煮付け・塩焼き)・野菜のお汁(みそ汁)にする。
朝昼晩だいたいこの食事内容で、娘の離乳食は様子を見つつ与える。
ここからはお総菜を買ったり外食ができなくなったので、毎日3食の手料理に疲れることもあった。主婦なんだし当たり前なんですがね(^^;)
今までの食事内容とのギャップがあまりに大きく、これまでの反省もあり食事をの大切さを知った。

■6ヶ月と10日■2005.1  ~黄色いかさぶたの脂漏性から白い鱗状に~  

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口周りが赤くひどい・おでこは掻いた時だけ赤くなるくらいでちょっとましになる。
首は時々黄色い汁が出るけど、比較的良好を保てる状況。
お腹は赤い湿疹が全面に広がったまま、少しかさつき以前より悪化傾向、貨幣状ではない。地図状かな。
手足は関節部分が特に赤く、ぶつぶつが多く見られかさかさでざらざら。
頭はかさかさとした白い鱗状のふけと、少し脂漏性湿疹。
耳は切れたり治ったりの繰り返しで、お汁が出る事もある。

痒みが強いようで、とにかく痒みをとってあげたい!


■2005年2月4日 6ヶ月と25日■  ~医師からの指示と親の決断・ステロイド使用開始~
大きな決断、これまで避けてきたステロイド外用薬を使用する事に決めた。 日記

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ステロイド外用薬の使用開始2月4日→2月10日まで連用→中1日でまた連用開始→現在進行形

■2005年2月20日 7ヶ月と10日■  ~ステロイドの使用量・連用に悩む~
この頃一番ひどいほっぺは連用、首周り・腕の関節・耳周りは2日に1回赤みが発生で使用。
お腹・背中・膝裏・太股一部・手首・頭・おでこは3日に1回赤み発生で使用。
顔用は1ヶ月で約5グラム、体用は1ヶ月で約8グラム程度の使用
痒みは10段階で10が一番痒いとすれば、ステ使用開始以前が10で開始1週間後が8、2週間後は6程度。

内服の抗アレルギー薬・抗ヒスタミン剤は1ヶ月使用時点でもあまり効果が感じられない気がする。     

■2005年2月25日 7ヶ月と15日■  ~連用を恐れ休薬期間をつくる努力~
顔面へのステ使用は控え、亜鉛華軟膏と保湿としてサンホワイトを使用。 体には継続して赤み発生時のみステ使用。
手首・首周り・頭・膝裏・お腹・背中に点塗りで時々使用。

■2005年3月6日 7ヶ月と27日■  ~やっと内服の効果が少し見え始める~

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顔面は1週間の休薬期間後3月5日からほっぺ・ひたい・あごにステロイド夜1回のみ使用(2日間)
体は色んな部位を点々と使用。3月1日のみ全身ステ使用なし。

内服薬に関しては、確かに病院にかかりはじめた初期と比べれば痒みもましになっている様子。
現時点で痒みは5くらいかな。気を紛らしてやればなんとか遊べるが、うつぶせはダメ(>_<)

■2005年3月25日■  ~検査結果に惨敗・乳・小麦も除去・インタール開始~

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血液検査の結果は最悪!!
検査項目全てがクラス3以上
卵は100以上・小麦は82・牛乳は12.8
他、魚や米、全てのものが7前後
0.5とかそんな1以下の数字は一切なし(^_^;)

ある意味信用しがたい検査結果。娘はよく言われている隠れ型とは逆のパターンの様子
実際に食べさせてみれば大丈夫!とうのが多い。

この時点でこれまでの卵に加え、乳製品・小麦を完全除去。
母親も小麦は醤油程度以外は正式に医師からも除去を指示される。少し小麦を取りはじめていたところへの
除去指導でHBを買ったばかりの私はしょんぼり。

母親の食事は脂っこいもの・甘いものを控え和食を継続。もちろん卵・小麦・乳は除去。
控えていた肉類を少しづつ食べ始める。

娘の湿疹の状態は検査結果とは裏腹にけっこう良好。湿疹が良くなれば痒みもましになり相乗効果!!
飲み薬の効果もあるかな。やっとまともに遊べるようになってきた。

3月26日からインタール1日3回服用開始

■2005年4月初旬■9ヶ月目前  ~悪化の波が小さくなり始める~

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検査結果日以来良くなってきていたほっぺが再びやや悪化傾向に。
でも以前ほどに悪くならなくなる。

固形のウンチがでるようになり、同時にやや便秘気味に...

■2005年4月中旬■9ヶ月  ~リンパ液の影もなく良好傾向~

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なんだか急激に湿疹が良くなり始める。特にほっぺはピンク色程度に落ち着き、赤くじゅくじゅくする事が少ない。

ストローマグを使って上手に水分補給。便秘気味なので意識的に水分を摂取するようにする。

■2005年4月末■9ヶ月  ~遊びも増えてきてアトピー以外の事へ目がいくように~
4月23日から3回食をスタート。量は2回のままを3回に分けたりしながらすすめるが、残すことなく完食。
非常に順調に3回食に移行できた。離乳食の回は授乳をやめ、授乳は1日4回程度になる。
医師と自分の考えで、本人が引き続き欲しがることがなければ1歳を目途に卒乳していこうかと検討。

■2005年5月■10ヶ月  ~やっとステロイドで上手にコントロール・発達もめざましい~

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湿疹はたまに赤身がぽつぽつ出る程度に収まり、薬でコントロールできるようになる。
でも全身の休薬は滅多にできず未だモグラたたき状態。

ずっと心配していた体の発達面の成長が顕著になり始める。
つかまり立ち・ズリバイ・ズリバイで回転・ズリバイで移動・つたい歩きとこの1ヶ月で急成長。

■2005年6月■11ヶ月  ~離乳食の食材も増えてくる~

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4月半ばから急激に湿疹が落ち着き、薬でのコントロールが効くようになり気分的に楽になる。
娘の食べられるものも増え、肉類は豚肉がOK気味。あと豆腐も。魚や野菜も順調に増えていく。

一人での遊びも増えたが、コミュニケーションをとりたがり逆にあまり一人では遊びたがらず
パパやママに飽きないようにずっと相手をしてもらうのが大好きになる。

芸も覚えたり、パパと言ったり思考面での成長もめざましい!


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1歳を目前に思う事


2月からステを約5ヶ月使ってきて、今となっては決断に後悔はないかな。
今の娘の湿疹の落ち着きがステのお陰もある事は間違いなし、他色んなものの効果が出て現状に至っている。

きっと一番大きい効果は体の成長かな。
結局自然の治癒力とも言える成長が良くなってきた原因の一番大きなものだろうな。

これから1歳を過ぎ少しづつでもステロイドの使用を減らしていき、同時に食べられるものを増やしつつ
アトピーと上手につきあっていきたい。

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♪祝1歳♪

■2005.7■12ヶ月  ~とってもスムーズに卒乳(7/14)~

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離乳食の食材もそこそこあり、食べる量も平均的、本人もおっぱいに執着がなさそうと言うことで
アトピー検診に行った7月14日を最後のおっぱいの日とし、回数を減らしてきて1回になっていた
夜寝る前の授乳も15日から水にかえてみる。みずをのみすんなり寝付いた娘は
次の日からもまるでおっぱいのことなんてなかったかのように過ごす。
すんなり卒乳完了。ママはパパからのご褒美でケーキをご馳走して貰う。

娘は遊び面も発達し、普通のハイハイも上達。
部屋中を動き回り遊べるように。痒み自体もストレスを感じた時くらいしか掻かなくなり、
お風呂前など特定の時以外は遊びに集中できる!

■2005.8■1歳1ヶ月  ~驚きの検査結果~
先月1歳の時点でアレルギー検査をしていたその結果が判明した。
異様に数値が正常値の方へ近づきパパもママも単純に嬉しかった。
この検査はまだ完全母乳の時の結果のた嬉しさも大きかった。
まだまだ高い数値だが、先が明るくなったようでほっと一安心。

娘は果物を少しづつ食べるようになる。
誕生日にプレゼントして貰ったパイプチェアーでご機嫌に食べるが、立ち上がったりして落ち着かない様子。

予定していた麻疹の予防接種は、予防接種法の改正などもあり医師と相談の結果もう少し待つことに。
とりあえず1歳半のアレルギー検査結果の卵の数値を見てからでも遅くはないかと思っている。

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