ヒロガルセカイ。

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柊リンゴ

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2006/07/06
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真夕の襟足までも輝いて見えました。
長い前髪を横にはらって、小さな顔の輪郭をたどるように触ります。
「・・じらさないで。どきどきするから。」

「初めて見る顔をしてる。」
「いつもの顔だよ。」
「違うよ、いつもの真夕は・・。ああ・・どうだったかな。」
白い歯から覗く赤い舌先に誘われて唇に吸い寄せられました。
「んっ!・・・。」
目を伏せた真夕が腰を浮かせます。
あたっているのです。
欲しいものがそこにあるのに服が邪魔して入れません。もどかしくて腰が波打ちます。
口の中では互いの舌が探り合っています。
どんどん息が乱れていきます。
どくどくと鼓動が早まります。
「・・あ。ひろと・・。」
唇を離すと視線を下に送ります。
「はやく・・それ。」
脱ぎかけたままのズボンを下ろして、楽になりました。
真夕のズボンにも手をかけます。
「自分で・・脱がせて。」
紅潮した頬を隠すようにベルトを外して、下着ごと下ろしました。
両足を軽くばたつかせるので、博斗が丸まったズボンを取り去りました。
「・真夕。俺は男ははじめてだから・・無理したらごめん。」
「いいから。なにしてもいい・・。」
濡れた茂みが呼んでいました。
そっと手で触れると、挨拶なのか真夕の体がぴくんと跳ねました。
「・・奥に・・入れて?」
息が荒いまま、お願いをしてきます。
もっと茂みを触ってみたい博斗は、腿を撫でながら足を開かせます。
「あ・・・そこじゃなくて・・。や・・。」
真夕が隠そうとして手を伸ばしてきました。
「奥がいい・・。ねえ?」
「触らせて真夕。・・全部触りたい。」
博斗自身は正直限界でした。もうなんとかしないと先から漏れてきます。
じわじわ奥からこみ上げてくるものを知りながら。
目の前の綺麗な体に見とれて、触りたくてたまりません。

「あ・・。」

真夕の吐いた息が甘く感じられます。
「そんなこと・・しないで・・!んっ・・。あ、ああ・・。」
指でイかされる。
真夕は膝を立てて、これ以上いじられないようにガードしますが。
「真夕・・ここ?」
博斗の指がぐっと奥に入り込みました。
「アっ!!・・・」
高い声が喜びを表します。
「そこ・・そこ・・!もっと入ってきて、お願い。」
銜えるような収縮で博斗の指は持っていかれそう。

「んっ!!真夕・・力抜いて、きつい・・。」
「あアっ!!・・ん、もっと・・もっときて?」
ぐいぐい飲み込まれていきます。
「真夕・・抜かせて!!」
博斗はぐっと指を抜いて、自身をあてがいました。
「ああっ!!・・博斗?博斗・・きてくれるの?・・」
まだ先しか入れていないのに、指のせいか濡れた茂みが博斗を捉えます。
「もっと入れたい・・。」
そっと呟くと、
腰で押し込みました。
「・・・・!!!」
真夕がのけぞります。
おへその穴が顔の表情のように動きます。
「ああ・・っ!!・・・まだ・・まだだよね?」
「うん・・もう少し入りたい。」
荒い呼吸をしながら真夕が手を伸ばして博斗の眼鏡を取りました。
「そんなに近くで眼鏡をつけないで?・・恥ずかしい・・。」








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Last updated  2006/07/06 10:06:36 PM
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