ヒロガルセカイ。

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柊リンゴ

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2008/09/29

スーパーラブ・12

テーマ：ＢＬ小説を書いてみよう。(6682)

カテゴリ：スーパーラブ（BL)

章人は丁寧に慣らしていたのだが、望は突然でも足を開くつもりだった。
「章人。……もっと、強くして」
　先端を刺激されて早くも先走ってしまう。

「あっ」と口を手で押さえ、恥かしげに瞳を潤ませるが、章人は丁寧に扱いた。
その指の動きは望の欲望を満たし、快楽へ昇り始めた。

「ん、ウウン、んっ、ああ、ァア……」
章人は刺激を与えていく。その力強さに望がしゃくりあげる。
同性だからこそわかる場所への愛撫に喜びを与えられ、望は吐息まじりに喘いだ。

「痛い……」
「でも気持が良いでしょう」
「さっきから、そこばかり……」
　蕩けそうな瞳で章人を眺め、腰を振るわせた。
乳白色のお湯の中は不透明だ。
しかし中に潜む屹立した自身を望が見つけ、手を伸ばす。
「章人、章人の……。あ、触らせて」
　半開きの唇から零れた涎が淫猥だ。
欲望に溺れた望は章人の自身に触れさせて貰えない。　　
章人は口元に笑みを浮かべると、自分の手を望の股にくぐらせて秘部を探る。

「ううん、章人……」
　望は指の感触に思わず秘部をすぼめたが、章人が股間を手首でぐいぐいと押した。

「やっ!　ぁアアン」
その動きに狂わされ腰を揺らすと章人の手の甲に体液が付き、章人は望の腿で拭う。

「章人……」
望が股間にかつてない刺激を受けて体を火照らせ、まるで初心のように頬を両手で隠すと、章人は二人の茎を握り、互いを擦り合わせて扱き始めた。

「ああんっ!　そ、そんなあ!」
望が体を反らし、子猫のような鳴き声をしながら腰を振る。
「あ……あ、や、ああん！」
「んっ。望、凄く気持いいよ」
　章人は力を惜しまない。ぐいぐいと扱いては先端を押した。
「あ、も、出ちゃうっ、あ……んっ！」
「少し我慢して」
「いやあ、無理っ、は、んんー！」
　肩を震わせ大きく息を吐いて、望は章人の上に倒れた。
水飛沫を受けながら章人の手には互いのものが放出された。

「熱い、死んじゃう」
「ん！」、

章人が栓を抜いた。ゴボボボと激しい音と共にお湯が見る間に減っていく。
「……ん、はあ。望、大丈夫？」
　章人の呼吸は荒い。
湯船の中での行為で湯当たりもあるだろう。
しかし自分はさておき、ぐったりとした望を気遣う。

章人は望を抱き寄せながら「立てる？」と声を掛けた。
「ん、平気。……あっ！」と叫んで望が章人の胸に突っ伏した。

「どうした、望？」
「うー、何かを踏んだ！」
「え？」
　望の踵付近にあひるがいた。
「片付けようか……」
　章人はあひるを拾った。しかしまだ他にも望の周りに散らばっている。
「章人―。踵が痛くて立てないよ」

望は頬を赤くして瞳を潤ませて見上げる。
いつもの望の甘えだが、その半開きの赤い唇に章人は止められない衝動を感じた。
本能に忠実な自身が屹立し、それに望が手を伸ばす。

「章人、硬いよ」
　花弁のような爪が章人の茂みに入る。
熱さを増した自身を握り先端を赤い舌が舐め、そのまま口に銜えてゆっくりと舐める。
体温を直に感じて章人が呻いた。

「ぐっ。の、望……」
根元から舐め上げて唾液で濡らす。
隆起した自身を惚れ惚れしたのか頬に当てて茂みに熱い息を吹きかける。

「望、苦しいっ」
章人は耐え切れず自分で扱こうとしたが、望が悪戯を企んだような微笑を浮かべて章人の自身を再び銜え、口の中を抜き差し始めた。

章人は望の髪を撫でながら、耐えていた。
そしていよいよと感じると望の口から茎を出させ、戸惑う望を立ち上がらせて胸を壁に押し付けた。

「えっ？　章人？」
見返る余裕を与えずに屹立した自身をその秘部に呑み込ませた。
「アアッ！　く、クウウ……」

小さな尻がわなないている。
しかし章人は容赦なく腰を前後に振り、自身を進ませた。
無茶な方法で、望の足が開いていく。
そして膝が折れ、壁に当てた掌さえ力を無くしてしまい、章人が腰を掴むと少し尻を突上げた。

13話に続くのだ。

●雲雀さ―ん●

早くツナがたどり着きますように！！もう、何て男前なの、ツナ！！
雲雀さんも群れるのが嫌といいつつ、借りがあるからと肩を貸すあたり…いいよ。凄くいい。

●ワンピも面白くて●

綺麗なお姉さんが大好きです。
お姫様カットの髪型がいい。ギリギリの衣装も素敵！

●でも、これが早くみたい●

ガリレオです。