日々是気付

私的 冬のソナタ 集大成


初めてでした。
そんな私の  私的 冬のソナタ 集大成です。

まず、やはり、ミニョンさんです。
ヨンジュンしーの作品は多くても
「イ・ミニョン」ほどはまれる役どころはないと思います。
ホテリアーの「シン・ドンヒョク」も
そりゃ、くらくら~とくる愛の名言集&仕草あり、
クールな中にも、こちらまでふと微笑みたくなる笑顔あり、
なのだけど、やっぱり負けます。
この場合はミニョンさんは、もちろん前半のミニョンさんですよ!何が違うんだろう・・・
ヨンジュンしーの一番新しい出演ドラマと言うことで
一番、その演技力が磨かれているのかなあ。
そこのところはわからないけど、
ミニョンさんの存在は大きく、
彼を超える人物が果たして今後のドラマに現れるか・・・??

お話の筋。
考えられないような不幸の連続。
これでもか~これでもか~と襲ってくるから
ここまでくると心地よかったり。
中途半端じゃないのがいい(笑)
多くのサイトで突っ込みされているけれど
気にしないでユン監督!
確実にあなたの演出ペースにはまってしまっています。

映像の美しさ。
高校時代、講堂でチュンサンがピアノを引くシーン
焼却場で落ち葉をまくシーン
自転車の後ろに乗ってユジンが手を広げるシーン
10年後では、雪のシーンが最高でした。
偶然にミニョンさんとスキー場視察に行くことになった
ユジンがミニョンさんの足跡を踏むシーン
降雪機の下でなくユジン、それを見つめるミニョンさん
ぼくがポラリスになったらもう迷わない?とミニョンさんが言うシーン
・・・などなど、前半は特に冬の美しさが満載。
今回の地上波放送が春から夏にかけてだったのは
唯一の汚点だと思っています。
あの冬の情景を、冬ソナを見た次の日に
自分の目の前にまさに見たときのふるえるような感動は
昨年の年末組の方たちなら、お分かりいただけるでしょう。
ミンミンとセミが鳴いていては・・・。あ~これだけは残念だった!
冬のソナタの完全ノーカット版の放送が検討されているようなので
ぜひ、冬での放送を希望します。
マフラーが売れるわよ~~~爆
だって、今回はポラリスのネックレスくらいしか
さすがに売れないでしょ?

そして、何よりも多くの感動を与えてくれました。
この感動の源は、もう言い尽くされていますが
「忘れていた思い」への郷愁です。
初恋のときめき、思いが報われない悲しさ、別れのつらさ、
思いが通じた時の喜び。
純粋にストレートに映像にしてくれました。
出ている役者さんたちの演技力の高さが
さらにこの感動を確かなものとしてくれたんですよね。

さらに冬ソナが私に残してくれたものは
「韓国」に対する興味、これが一番かな。
よく言われるけれど、近くて遠い国。
私にとって韓国とはまさにそういう国でした。
とにかく辛いものが苦手なので、
まず「食」からは入っていけないでしょ?
「食」につまづくのっって大きいんですよ。
言葉も全く分からないのも大きかった。
英語なら、一応3+3+4年間は勉強してきているわけですから。
(話せる、話せないは別問題ですよ~笑)
韓国の文化についても無知でした。

それが、冬ソナを見たことで一気に開花。
ハングル語を学びたいと思い(挫折しましたが)
豆腐チゲ、キムチチゲ、キムチを代表する韓国料理に舌鼓を打ち、
韓国社会の文化について興味を持ちました。
まだまだ韓国の入り口に入ったくらいだろうけど、
たった一つのドラマが、ここまでの力があるなんて、
それはすごいことだと思います。
そうそう、アテネオリンピックでも、
韓国の選手が出ていると、知らずに応援しているんですよね~。

ヨンジュンしーが言っていた「日本と韓国との掛け橋」
まさに冬ソナはそんなドラマでした。
冬ソナが、他の韓国ドラマと違い、
それほど「韓国」の一般的な暮らしぶりや習慣を
クローズアップしていなくて、
私たち日本人にはソフトな感じに映ってよかったのかも。
逆にいうと、本来の韓国の生活観と言うものは
あまり出ていないドラマなのかもしれません。
ユジンやミニョンさんの暮らしぶりって
出てこないですもんね。
(わ~日常、って思ったのって
18話のイカの日干しのオンパレードくらいかしら~笑)

最近は日本のドラマが韓国で放送されているようですが
韓国の人たちは、どう思っているんだろう。
日本のこと、もっと知りたいと思えるような
素敵なドラマが放送されていればいいのになと思います。


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