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おぎゃりん☆の 元氣に活きる通信!
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原稿 ↓
【素直な心を考察する・・その17】
素直な心になれば
自分の立場をわきまえて
つねにつつしむという
見識も生まれてくる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
人はお互いに影響しあって
活きていると思うのです
特に公の場において
よく知られている人などは
本当に多くの人間への影響力が
あると思います
人の上に立つ立場の人間も
常に下の者のお手本とされます
人の評価や価値というものは
自分本人ではなく
周りからされるものではありますが
特に公の場で影響力のある人間
または人の上に立つ立場の人間は
決しておごり高ぶらないように
謙虚につつしむ心を常日頃から
養わなければならないのだと思います
また見識をもつとは
物事を深く見通し 本質をとらえる
判断力をもつということです
私心にとらわれず
物事の実相を深く見
正しい判断 行動ができる
そんな高い見識をもった人間に
なりたいものだと思います
【素直な心を考察する・・その18】
素直な心になったならば
いらざる対立や争いがおこりにくくなって
和やかな姿が保たれるようになる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
人間が起こす対立や争いの
原因のひとつが 利害の対立です
お互いが 自分は損をしたくない
といったような とらわれの心が
人間の醜い姿をあらわにします
また あいつは口のきき方が生意気だとか
無視されたとか 誹謗中傷されたとか
感情のゆきちがいも 対立や争いの
原因かと思います
このことは もちろん私自身にも
当てはまり 反省すべき事柄が
あるわけなのですが・・・
お互いがお互いのことを思い合える姿こそが
真の平和な人間社会なのではないかと思います
思いやりとは いろいろな面から
捉えることができますが
言動や態度なども むやみに相手に対して
刺激したり 挑発したりするような
ことがあってはならないと思うのです
人にはあらゆるものの見方考え方が
あるわけですから 単に自分の枠だけの
見方や考え方では いずれ対立や争いの
原因にもなってしまいます
お互いに相手を認め それぞれの利害であっても
十分に考慮しあえる人間になる
そうすれば きっと平和で和やかな
そして明るい世の中になるのではないかと
私は思うのです
【素直な心を考察する・・その19】
素直な心になったならば
何が正しいか正しくないか
という区別がはっきりし
共同生活の秩序が高まっていく
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
素直な心が身についてくると
自分という一つの枠にとらわれることなく
また何かと直ぐに感情的になったりせず
冷静沈着に平常心を保つことができます
そして客観的に物事も見れるようになりますから
何が善くて何が悪いのかという正邪の判定も
はっきりとしてくると思います
人生を活きていくうえで
私たちは様々な場面に出くわすわけですが
正しいことは正しい 不正なことは不正と
是非とも判断をしていきたいものです
実は これは私自身にも強く言い聞かせております
得てして相手が身内だったり
親しい友達であったりした場合
相手が不正をしていたとしても
『目をつぶる』ということをしがちです
そこには感情というものが入りますから
どうしてもそれにとらわれてしまい
正邪の判定も曖昧になってしまいます
相手が大切な人で
特に愛情をもって接しなければならない
そうであればこそ 愛の心をもって
不正は不正と 正してあげなければならない
そんなふうに思うわけです
私たち一人ひとりが それができるような
そんな世の中になれば さらに秩序高き
共同生活を営んでいけるのではないか・・
この本文ではそのように述べられております
私は このようなことがしっかりと出来るような
そんな人間を目指し 日々精進してまいりたい
そのように考える次第です
【素直な心を考察する・・その20】
お互いが素直な心になれば
一人ひとりが自分の持ち味を
十二分に発揮できるような
適材適所の実現が進められるようになる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
世の中を活きるということは
上手に共同生活を営むことです
そんな中で理想としていることが
この『適材適所』なのだと私は考えます
それは どういうことなのかと申しますと
人間一人ひとりが持つ 持ち味や能力を
十二分に発揮することができるということです
実際には中々難しいことなのだと思いますが
お互いにお互いの良さを認め
そしてそれを活かしていこうとする意識を持つ
まずは これが大切なことなのではないか
私はそんなふうに思うわけです
この お互いがお互いを認め合う
ということも実のところ難しいところもあります
『かくあらねばならん』
というとらわれの心があるからです
例えば 年長者がリーダーシップを取り
年少者はそれに従うべき・・という考え
会社のような組織でも 社歴の長い人や
年長者が上司で そうでない者が部下となる
といったような姿は ごくごく一般的にありがちです
確かに見識や能力 資質などが 年長者や会社でいう
社歴の古い人が多く持ち備えている・・
といった場合が多いのかも知れません
しかし それもすべてではないということです
実際には 若くてもリーダーシップを発揮できる
そんな若者も 多く存在するからです
そのような思い込み とらわれの心が
折角の有望な特性なり資質をもった能力のある人を
摘み取ってしまう怖れもあるのです
人それぞれに 世の中やこの世で果たすお役
すなわち 役割分担というものがあります
知恵ある人はその知恵を 力ある人はその力を
話すことがうまい人はその話す力をというように
お互い一人ひとりがよりよく活かされることが
大切なことなのではないとか・・・と
この本文でも述べられております
いずれにしましても
お互いが素直な心を養い高めていくことが
互いの能力を認め合う ということにもつながり
ひいては そのそれぞれの力を十二分に
発揮していきやすくなるのではないか
というふうに思うのです
【素直な心を考察する・・その21】
素直な心になれば
病気になりにくくなり
たとえなっても比較的治りやすくなる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
昔から 病は氣からとは よく申したもので
心の面 精神面からくる病氣というものが
圧倒的に多いということです
今回のシリーズで 何回も触れておりますが
素直な心になれれば 物事の実相がわかりますから
いらざることに心悩ましたり またいたずらに
心配したり 不安に怖れることも少なくなるわけです
素直な心は 物事の実相がわかるだけではなく
ものの道理もわかります
ですから 自分勝手に物事を考えたりとか
自分の感情や利害にとらわれることもなくなります
もちろん クヨクヨとネガティブに
思い悩む事もなくなるわけです
いくら名医にかかろうとも
私たち自身の心の状態が健康でなければ
病気が治るどころか 逆にいたるどころに
病を増やす結果になってしまうのです
幸之助先生にとりましても
師でありました天風先生はこう仰いました
たとえこの身が 病に侵されようとも
心まで病ますまい・・・と
【素直な心を考察する・・その22】
素直な心がない場合には
人のことばに耳を傾けようとしなくなり
その結果 衆知が集まらないようになる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
人の話を素直に聞けないということは
とても不幸なことではないかと思うのです
折角の親切な他人からの助言も
自分自身の固定観念やとらわれの強さから
自分は正しい 助言無用などといったような
言わば自分の殻に閉じこもるような方もいます
また折角の進言にたいしても
何か裏があるのではないか
ワナがあるのではないかなどと
とてもひねくれた考えの方も見受けたりします
私は 素直に疑いの心を持たずして
他人の意見に耳を傾けられないということは
本当に残念なことであり また寂しい氣持ちにもなります
それは 自ら衆知が集まることを遠ざけているに
等しい行為だと思うからです
人は独りでは決して活きていけないのです
人は人との関わりなしでは活きてはいけないのです
どんな人からの言葉であっても
一度は まずは自分の中に受け入れることができる
そんな広い器の心と 素直で謙虚な氣持ちを
常々から意識をして 持ち合わせていたい
私は そのように思うわけです
【素直な心を考察する・・その23】
素直な心がない場合には
現状にとらわれて創意工夫を怠り
進歩向上のない固定停滞の姿が
続いていくようになる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
いわゆる固定観念にとらわれすぎてしまいますと
現状を良しとして それに甘んじてしまいがちです
ましてや 自分が苦労して苦労して築き上げたことなどは
それを最良とし 中々周りが見えなくなり
いや 見ようともせず 新しい発想や技術
思想や学説などについても あえて目を向けず
素直に耳を傾けない姿を 世の中のあちこちで散見します
何かひとつの物事に対して 誇りを持ち究め続けていくことは
確かにとても大切なことであり 必要なことだとは思うのです
しかしながら そうした固定的観念に
あまりにも とらわれすぎてしまいますと
本当に周りのことが見えなくなり 聞こえなくなってしまいます
時は戦国の世 その戦法を無敵のものとした
あの 武田軍団無敵の騎馬隊も・・
織田徳川連合軍の新たなる戦法 これまでの常識をくつがえした
三段構えの鉄砲隊の前には 無残にも敗れ去ってしまったのです
あの有名な長篠の戦がそれです
武田家三代目の勝頼は 信虎 信玄と続いた
誇り高き武田の騎馬隊による戦法を最良最高のものと思い込み
新たなる時代の先端をいった信長の戦法を侮ったのです
信長が素直な心の持ち主であったかどうかは別の話として
どちらかというと言えば勝頼のとらわれの心のほうに
私は着目したいと思うのです
もしあの時 勝頼が固定化した概念を取り除き
相手の戦法 時代の流れ 部下たちの進言に対して
もっともっと素直で謙虚な氣持ちで
目を向け耳を傾けていたとしたら・・・
このような話に類したことは
現代の世の中にあっても くり返し起きていることなのです
素直な目を見開き 大きく耳を傾けるということは
自分自身が持つ固定化した考え とらわれの心を
改める行為だとも思うのです
そうした心の姿勢の中からは 新しい工夫が生まれ
そして創造していく力も養われていくのではないかと思うわけです
素直な心をもって 世の中に順応し
人と人とのあらゆる共同生活に対しても
もちろん自分自身の人生に対しても
進歩向上する姿勢を積極的に求めていきたい
私はそのように思うわけです
【素直な心を考察する・・その24】
素直な心がない場合には
目先の利害にとらわれて
物事を判断し行動しがちで
将来の発展を損なう場合が少なくない
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
私たち人間は独りでは活きていけません
様々な人間同士が持ちつ持たれつ
いわば共同生活を営んでいるわけです
これまでの自分自身を振り返ってみて
反省すべきことも多々あるのですが
どうしても目の前にある損得にとらわれがちです
ついつい自分の目先の利害損得に対して
心奪われてしまうのです
この利害損得を考えることは
人間として別に悪いことではなく
当然の姿であるとは思うのですが
それがあまりにも自分勝手すぎると
いかがなものかと思うのです
皆がそれぞれに 己の利益のみを
考えて事を判断し行動していたら
この世の中は一体どのようになるでしょうか
私たちの身のまわりから この日本
世界中において 日々争いごとが絶えないのは
まさに この部分によるものだと思うのです
たとえば 自分の住む近所に
ゴミ処理場の建設が予定に挙がったとします
きっと住民は 口を揃えて『何でここに!?』
と言うことでしょう
それでは 私たちは常日頃の生活の中で
一つもゴミを出さないのでしょうか?
または その努力を少しでもしているのでしょうか?
そして たとえ住民の反対運動が認められ
他の場所への建設を予定されたとしても
またその近所の住民からは同じような声があがります
自分たちの近くにできなければそれでいいのでしょうか?
かといって 人里はなれたとても遠い場所に
そのような施設を建設する場合
後々 継続して運営していく場合には
様々なリスクも伴うわけです
この狭い日本国土の中で 何かの我慢や犠牲をなくして
成り立たない事が 非常に多いわけなのです
海の埋めたてや 森林伐採の中の多くには
こうした人間が生む目先の利害へのとらわれが
常に関わっていたりするのです
現代の地球環境問題なども
まさに ここに通じるものがあるのだと私は思います
将来の発展を決めるのも・・
いわば 私たち一人ひとりにかかってくるのですよね
【素直な心を考察する・・その25】
素直な心がない場合には
感情にとらわれ われを忘れて
思わぬ失敗を招くことにもなりかねない
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
人間は感情の動物であることは
今さら私が申し上げる話ではありません
別に悟っているわけではないですし
普通の人間なら あらゆる感情が生じることは
ごくごく当たり前のことだと思うのです
しかしながら その様々に起きる感情に
いちいち心奪われ とらわれてしまうということは
思わぬ失敗を招いたりと 弊害が起きてしまうわけです
喜びという感情も 度が過ぎて有頂天になりすぎると
思わぬ落とし穴に落ちてしまったりします
腹が立ったからと その憂さを晴らすために
争ったり 誰かを傷つけたり 悲しませたりして
自分勝手に感情の赴くままに過ごすのは
人間としての進歩もなく どうかと思うのです
私も これまで沢山たくさん失敗してきました
喜怒哀楽という 人間が持つ様々な感情は
あって当たり前なのだと思いつつ
その感情にとらわれすぎてしまうと
そこには 完全に心を奪われてしまい
適切な判断ができない自分がいたりします
本当の意味での 素直な心の持ち主とは
実相を見れる心の持ち主であり
目の前に起きている現状を捉えることができ
自分の感情の動きを冷静に把握することができます
どのような感情の場合でも
平静心 平常心を維持できることが
真の素直な心だと思うのです
【素直な心を考察する・・その26】
素直な心がない場合には
物事の一面のみを見て
それにとらわれがちになってしまう
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
どうしても自分の殻の中だけで
物事を考えてしまいますと
どんどん視野が狭くなってしまいます
いらぬことで思い悩んだりして
心傷ついてしまったりすることも
物事のほんの一面だけを見て
自分だけで勝手な解釈をしてしまい
そのことのみにとらわれてしまうからです
たとえ同じ一つのことであったとしても
いろいろな見方があり
様々な面から考えることができるわけです
ある人は絶望的だと嘆くような出来事も
人によっては『蚊に刺された程度』と
笑っていられたりします
この違いはいったい何なのでしょうか・・
これはやはり 物事の一面だけ見て
それにとらわれていない素直な心が
あるからだと思うのです
雨というお天気がマイナスイメージなのは
濡れる ジメジメする 面倒だ 大変だ
などのイメージが先行するからです
一般的に見て・・
雨のお天気=悪いお天気のようですが
田畑の作物からすれば雨はとても重要なもの
ましてや日照り続きにもなれば
田畑どころか 私たちの喉を潤す源泉でもある
ダムの水を涸らしてしまいます
そのような時などは・・
晴れのお天気=悪いお天気となるのです
往々にして一つのことに
どうしても とらわれてしまいがちですが
様々な角度から物事を見 いろんな面から
物事を考えられる心を養いたいものだと
私は思うのです
【素直な心を考察する・・その27】
素直な心がない場合には
とかく物事にとらわれがちとなり
ついつい無理をしてしまうことになりやすくなる
『素直な心になるために』 松下幸之助著 PHP文庫より抜粋
無理をしないということは
辞書によりますと
道理に反することをしない
理由がたたないことをしない
行いにくいことをしいてしない
などという意味があるようです
このように文字にして見ると
ああ無理はいけないな・・
と思うのですが どうしてどうして
意外と無理はしているものです
私自身を振り返ってもそうですが
『無理を承知で無理をした』
という場合もあります
努力をする過程での ある程度の無理は
私はいいのではないかとも思うのですが
得てして 無理をしたことによる弊害が
一個人だけではなく あらゆる場面で
起きているということも事実であります
例えば・・
信号無視という無理をして
交通事故につながったり
ギャンブルに夢中になり
借金という無理をしてしまったり
朝から晩まで仕事付けという無理をして
身体を壊してしまったり
このようなことは 実際に身のまわりで
普通に起きているようなことです
自分自身の意欲や欲望に
とらわれすぎてしまうということは
結局はあらゆる弊害をもたらすことに
なるのだと思います
まだ個人レベルのお話ならまだしも
これが企業や国家レベルでの無理になれば
とても重要な弊害に発展しかねないのです
2015.1.21まで
原稿 ↑
「柿三つ」の教え 株 熊谷組 社長 大田 弘
私が小学生の時、祖母が庭の柿の木を指してこう言った。
「あそこに柿の実が三つあるだろう。一つは食べてもいいが、一つは鳥にやりなさい。残った一つは土に帰すんだよ。」
「もし来年六つなったら二つ食べていいの?」と私。
「だめ。もう一つは近所の人にあげるんだよ。」
「どうして?」
「不作の年でも二つ欲しくなるでしょう。」
笑顔に笑顔の明日がある
笑顔は病気の敵である
笑顔は魔を寄せ付けない
笑顔は敵をも味方にする
笑顔に勝る妙薬ないですね
萩本欽一さんの言葉です。
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