活字と植物メンテ、クラシックの日々

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北方四島訪問最終日（９月２４日（月））

2006/03/14

今はまだ夜明け前。
夜明け前がいちばん暗い。

どなたかがおっしゃっていた言葉だ。
私は最近、
この言葉を
頭の中で繰り返すことが多い。

思うようにものごとが運ばない。
時間もお金もかなり浪費している。

もうこんな年齢なのに、
こんな状態でいいわけがない。
私はここで
何をしているのか。

心配事が山ほどある。
しかし、
期待も予想も裏切られ、
がんとして何も動かない現実。

しかし・・・

「今はきっと
夜明け前なんだ。
もうすぐ、しらじらと
夜が明けてくるだろう」

こんなことを
どこかで信じている。

夜明けが感動的なのは、
夜明け前があるからだ。

夜明け前のあの
真っ暗な時間が存在するから、
夜明けがある。

真っ暗で非常に寒い
午前３時頃・・・。
ぶる～んとバイクがやってくる。

ガタッと新聞が入れられる音。

夜明け前でも
少しずつ、
新しいことが始まる
きざしが
あるのだ。

暗く寒いばかりが
夜明け前ではない。

松山千春の
『夜明け』という歌が
頭の中をまわる。

「どれ程　目をこらしたなら　明日が見えるのだろ　
僕にもわからないけど信じていたい」

やがて外は
黒から藍、紫、そして青へと色を変え、
かならず
朝がやってくる。

朝は
やってくる。

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