活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

2006/04/07
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(2003.11.22執筆)


「来春には自分の作った堆肥で
良い作物、良い花を。」

町内で21日、自宅で簡単にできる
『ダンボールコンポスト』を使った
生ゴミ堆肥化講習会が行われ、
主婦をはじめ、30名近くの町民らが参加し、
熱心に学んでいた。

講師は町内在住の主婦。
もともとダンボールコンポストは、
循環(くるくる)ネットワーク北海道(札幌市)が
平成13年4月に始め、
札幌市内で多くの市民が取り組んできた。

彼女の所にそのマニュアルが届いたのは昨年10月。
近隣都市の仲間と話し合いながら、
今年の2月からご自宅で
ダンボールコンポストを始めたという。

ダンボールにピートモス、もみがらくんたんを
6対4の割合で入れたところに、
毎日300~500gの生ゴミを入れ、
かくはんする。

彼女ははじめの頃、
1日に1、2回しかかくはんしなかったが、
それだと温度が20度くらいにしか上がらず、
なかなかバクテリアの活動が進まなかったらしい。

そこで、1日3~5回
“孫を可愛がるように”かくはんするようにし、
温度や入れたものなどについて
ノートに記入していたら、
ダンボール内の温度も40~50度までになり、
うまくいったという。

てんぷらの廃油200~300cc、
あるいはきなこ100g、
米ぬか2~3つかみを入れて
温度上昇を促したこともあったという。

町では一般ゴミは有料となっているが、
彼女の家庭では、
一般ゴミは50円の小さい袋でも余裕が出るほど
ゴミの量が減ったそうである。

会場では大まかな実演がおこなわれ、
実際に取り組んで3ヶ月になる
幼稚園職員の作ったダンボール内を披露。
参加者たちはダンボールに近づき、
目を皿のようにしてのぞきこんでいた。
「私もやってみようかな」
と興味を示した人が多かった。

「地球環境問題は、
子どもや孫の代になると本当に大変になります。
ダンボールコンポストを始めて、
ひとりひとりゴミの問題をなくしてゆきましょう。
ぜひ、みんなで情報交換してゆきましょう」
と講師はみんなに呼びかけていた。





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Last updated  2006/04/16 01:25:34 PM
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