活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

2006/04/09
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(2004.1.13執筆)


久しぶりに穏やかな天候となった13日、
文化センターで新年書き初め交流会が開かれ、
町内の65名が参加し、
慎重な面持ちで半紙に向かっていた。

この書き初めの催しは、1月の恒例行事。
毎年参加している児童・生徒も多い。
学年ごとに課題は決められているが、
高校生は書体は自由。
一般は書体も自由で、自由題でも可である。

ロビー全体に新聞紙が敷きつめられ、
ひとりひとりの手元には下敷きや墨、そして筆。
立てひざになり、
親御さんや学校の先生の指示を受けながら、
ゆっくりゆっくりと筆に墨をつけ、
慎重に書き上げていた。

おおぜいで取り組んでいるが
まったくおしゃべりをする様子もなく、
みな真剣そのもの。
清書は半紙3枚だけ、と決められているので、
新聞紙にじゅうぶん練習をしてから
いざ本番、という児童が多かった。

学校ではほとんど書く機会がない
半紙約2枚分の大きさ
(高校生以上は半紙約4枚分)で、
書き上げるのは一苦労だったが、
なんとか書き上げた児童は自分の作品を提出し、
参加賞の半紙と墨汁をもらってうれしそう。

「いろいろと先生に指示されたけれど、
来年もぜひやってみたい。」
参加者たちにはすがすがしい達成感が残った。

一方、大人の参加者は
児童・生徒たちに遠慮して端の方で取り組んでいたが、
『万物生光輝』(ばんぶつこうきをしょうず)という、
年頭にふさわしい作品を書き上げる者もいた。





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Last updated  2006/04/16 01:32:32 PM
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