活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

2006/05/12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子グマは、やっぱり…哀れだよなぁ。


“札幌市中央区”という住所でも、
高層ビルばかりではないようだ。
中央区の、
中心部から少し離れた山奥で、
生後3、4か月ほどの子グマが
発見されたという。

ヒグマの子どもらしく、
とても可愛らしいのだが、
なんだか弱々しい感じ。
テレビのニュースの映像では、
職員に首の後ろの所を持ち上げられ、
くちびるをとがらせ、わたわた動いていた。

しかし・・・

クマの住んでいる場所では、

「子グマが1頭でいても、
すぐ近くに親グマがいる可能性は大きい。
人間が親グマに襲われる危険が高いので、
子グマはそのままにしておいた方が良い」

という、
暗黙の了解事項があるのだ。


それで・・・
いったん警察によって捕獲された子グマは、
山奥深いところに連れてゆかれ、
そこから自分の力で
親元に帰るようにうながされたのだが、
いくら待っても
自分から動こうとしないため、
結局、最初に見つかった場所に戻され、
そこに置いてゆかれたらしい。


ところが・・・
子グマは親元には帰らなかった。

一夜明けて、
地面に倒れて死んでいる姿が
テレビカメラに映された。。。

前の日は大雨だった。
雨にうたれながら、
とうとう力尽きてしまったようだ。


どうにかならなかったんだろうか。

前の日の可愛らしく動いていた姿。
そして、翌朝のぐったりした姿。

2つの映像を見せられ、
視聴者はどうする???


警察の人たちや地元の人たちを
責めることはできないだろう。

テレビで、コメンテイターの吉川美代子さんが、

「きっと、親グマにも何かあって、
子グマを探しに来れなかったのかもしれませんね」

とおっしゃっていたが、
やはりそうなのかもしれない。

発見した時点では、
「この子の親がいるのか?いないのか?」
というのは判断できなかった。

親グマがいない、ということが
はっきりしていたならば、
おそらく、そのまま保護して
動物園などに連れて行っただろう。


それから・・・
やはり、動物であっても、
亡くなった姿を映像で見せられるのって・・・
あまりよい気分がしない。

生きている姿と死んだ姿を
両方見てしまうと、
なんだか、視聴者の自分自身が
悪いことをしてしまったような気持ちになる。

…考えすぎかもしれないが。
それだけ、映像はショッキングではないか。


そういえば、オホーツクの
たくさんの鳥が油まみれで死んでいた被害は、
その後どうなったんだろう。





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Last updated  2006/05/16 11:34:20 AM


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