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[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
★上京区・宝鏡寺は尼門跡寺院で通称「人形寺」の名で親しまれている。
三月一日の宝鏡寺雛祭には、本堂に飾られた雛段前で一弦琴が打掛け姿も艶やかな、島原の太夫がお雛さまにささげる、優雅な舞を奉納する。
同時に春の人形展が 四月三日まで開催される。
宮中の雅な装束を正確に再現した有職雛などの人形がたくさん展示されている。
皇室から将軍家へ嫁いだ数奇な人生で知られる皇女和宮の持ち物だった桜の螺鈿細工が美しい文箱や四季花鳥図絵巻などの皇女和宮の御遺愛品はじめ、、伝来の愛らしい賀茂人形、花嫁行列なども展示されている。
平安時代に光厳天皇の皇女・華林宮恵厳禅尼(かりんのみやえごんぜんに)によって開かれた臨済宗の尼寺で、寛永二十一年(一六四四)、理昌尼王(後て以来は尼御所となって「百々御所」とも呼ばれ、尼門跡寺院職に迎えた歴史を持つ。父の天皇が折々に娘へ贈った数々の人美を伝えている。 歴代皇女ゆかりの人形を多数所蔵して毎年春秋に公開して、「人形供養祭」を行う
春三月は雛祭りを中心とした人形展。光格天皇から江戸時代後期に贈られた直衣姿、濃紫袴姿の有職雛は、若々しい夫婦の姿。
緋色ではなく、若い女性が着用する濃紫袴姿の女雛はとても珍しいという。
※ 家庭で不要になった人形を持参すると、人形の供養をして引き取ってくれる。
2019年 3 月 2 日(土)
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