沖縄.com~琉球からの贈り物~

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沖縄の焼物


沖縄の焼物 Okinawan pottery
壷屋の陶器は現在荒焼と上焼に大別されます。
昔はカマグヮーヤチもありました。元来、壷屋焼の主流は荒焼の水甕、味噌甕、酒甕など焼締めの製品 がしめていました。
戦後になると逆転して茶碗、急須、からから等、施釉陶器すなわち上焼が主流になっています。
それは民芸ブームの他に生活様式の変化、水道施設の完備等、多くの要素が関係しています。
陶土は荒焼の場合、近くの三原や大道、神里原一帯から掘り出していましたが、戦後は住宅密集地となり、全く採掘不可能で現在、南部地域の土を使 用しています。
上焼は昔から読谷や恩納、名護方面から採掘される陶土を使ってきましたが、それは現在も同じです。

荒焼 -あらやち-
焼き締めの陶器。釉薬は殆ど使わないため、その力強い加飾技法と、“窯 変(ようへん)”と呼ばれる炎の芸術によって、独特の美の世界を描き出 してきた。  米を原料とする蒸留酒(泡盛)の容器として発達したものです。

上焼 -じょうやち-
釉薬をかけて焼き上げた陶器。 様々な釉薬を使い、下絵や赤絵で沖縄独特の大胆な文様を描いた器は、その種類も多様だ。

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