衝動買いなんてしません

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レイバンウェイファーラー本物の見分け方チェックポイント超詳細(RB2140F)

テーマ：サングラスで劇的変身！(700)

カテゴリ：ちょっと知っておくと良いこと

レイバン　ウェイファーラー

(型番： RB2140F 901 52 )

本物の見分け方を詳しく書いてみます

自分もそうでしたが、 サングラスは

似合わない かなあ・・・

と思っていても、 ウェイファーラーなら

不思議と何とかなります

ここでの”何とかなる”は、南の島とか

非日常でのみの着装ではなく、

日本の夏 でも普通に使える レベルです

普段、床屋とたまのヒゲソリ以外では

ほとんど見ない鏡とにらめっこしても、

「ウェイファーラーなら大丈夫」 と

思えました

こういうのは、自分がそう思えることが

とてつもなく大切なことだと思います

そして、同じように

「自分はサングラスが似合わないのです」

と主張する友人にかけさせてみると・・・

やはり ”自分で思っていたより、似合う”

という事実に気づきます

さすがは キングオブサングラス です。

これを掛けてしまえば、ボブ・ディランや

ベッカム、レディ・ガガ、アン・ハサウェイ

などなどの超有名人と肩を並べる

ことにもなります

自分は目の色が薄く、眼科医からは

所謂アンバーとかヘーゼル・カラーの目で、

眩しさに弱いからサングラスの活用を

するように言われます。

事実、眩しさにとても弱く、夏の横断歩道

などは足元が眩しいうえ、白と黒の

コントラストで目がクラクラします。

そのため、 性能の良いサングラス は

とても大事なアイテムです

レイバンは、1937年にボシュロム社が

北米で生み出したサングラスですが、

1999年末に世界最大アイウェア企業、

イタリア　ルックスオティカ社

(Luxottica Group S.p.A.)

に売却されてしまいました。

また、日本に於けるルックスオティカ社

の正規代理店はミラリジャパンでしたが、

2019/1/1に ルックスオティカジャパン に

社名変更 をしています。

いざレイバンを買おうとして、気がかりな

ことは 偽物が流通 しているイメージが

ある点です

昔はけっこう偽物を見かけました。

そんなに出来は良くなかったので、

レンズを見ればほとんど判別できましたが、

こういった偽物の横行は、税関への

「輸入差止申立」 が行われていなかった為、

陸揚げ時の水際チェックに

引っかからなかった事に起因している

と思います。

もちろん今はミラリジャパンからちゃんと

申請されています

申請内容は知的財産の「商標権」を守る

ためのものであり、 ”Rａｙ・Bａｎ” に

係る商標に関し、以下の侵害物品に

輸入差止を申し立てています。

・サングラス

・眼鏡フレーム(ダミーレンズ入りを含)

・サングラス(眼鏡)ケース

税関で侵害が認定(偽物と認定)されると、

廃棄処分に なるため、国内での偽物の

流通は確実に減少している筈です

(それでも独自ドメインのwebサイトは

たくさん残っており、海外からのEMS便

で送られてくるようです)

偽物では 目を紫外線から守る、

という一番の目的が達成できませんし、

性能の悪いレンズでは 目が疲れ て

しまいます

間違って偽物を買ってしまうようなこと

にならないよう、なるべく詳しく

見ていきます。

なお、ここでは 現行モデル を対象に

しています。

但し、自分は趣味の域で調べているに

過ぎませんので、完璧な判別方法とは

言い切れません。

何かのご参考にしてください、という

意味で書いています、ご了承ください。

ウェイファーラーの種類ですが、

大きく分けてフレームタイプが4種類、

レンズサイズが2種類あります。

・ウェイファーラークラシック(RB2140)
　レンズ幅：47/50mm

・ウェイファーラーフルフィット(RB2140F)
　レンズ幅：52 /54mm

・ニューウェイファーラー (RB2132F)
　レンズ幅：52/55mm

・ウェイファーラーフォールディング(RB4105)
　レンズ幅：50/54mm

自分はRB2140Fの52mmを使っていますので、

それを詳しく見ていきたいと思います。

箱の外装です。

特徴的なRay(光線)・Ban(禁ずる)の

ロゴです。

登録商標記号(Registered Trademark

Symbol)を意味する”Rマーク”が偽物は

大きかったりすることがあります。

箱には生産管理、在庫管理用の

1次元/2次元バーコードが貼りつけ

られています。

スマホのQR/バーコードリーダで

読み取って、書かれている数値と

照合すると 一致します。

型番や社名(LUXOTTICA)や生産国

(MADE IN ITALY)、住所まで

明確に書かれており、

箱を開けますと、RFIDアンテナ

のシールも貼ってあります。

付属品は、

メーカー保証書(国内正規品は

ミラリジャパン発行)、商品タグ、

アイウェア取扱説明書、メガネ拭き、

THE ICONS(商品やレンズの説明)です。

※商品タグは真っ赤のもあります

※ メーカ保証書は本来真っ青です が、

　レンズに貼ってあったG-15LENSの

　シール(黒/金)を貼り付けてあります。

　・・・紛らわしくてすみません

また、ミラリジャパンがルックスオティカ

に社名変更しているため、 今後の保証書は

順次社名が変わっていく と思われます。

こちらはメガネ拭きと同封されて

いる取扱説明書で、25言語にも渡る

多言語の記載なのですが、

日本語は無い です・・。

その為、前述のミラリジャパン発行

の「アイウェア取扱説明書」があります。

メガネ拭きのRマークだけは、

やけに大きい です。

メガネケース(合皮)です。

縫い目がしっかりしており、左側と

スナップロックのボタンに

Ray・Banのロゴがあります。

メガネケースだけは Rマークが下側に

プリント されます。

ここからはサングラス本体の詳細です。

右側のテンプル内側に モデル名 が

書かれます。

テンプルは高さがあり、かなり大型ですが、

レンズフレームとのバランスが良く、

厚みと剛性があり、 格別な掛け心地 が

得られます

自分がレイバンで最も気に入っている

部位の一つです。

WAYFARER(R) Hand Made in Italy B CE

これは刻印では無く印刷です。

(北米産の頃はMade in U.S.A.と

印刷されていました)

丁番は3＋4の 7段で非常にしっかり

としたものを採用しており、ねじれに

とても強いです。

丁番はステンレス素地のままで

メッキのような 艶はありません 。

ネジは マイナス で、先端部分は

ネジ山が２-3巻 きほど出ています。

偽物はプラスネジ(フィリップスネジ)

であったり、丁番がメッキされていたり、

ネジの頭が陥没していたりします。

テンプルに芯材が入っています。

ニューウェイファーラーには芯材が無い

ようですが、今のところウェイファーラー

には入っています。

左側のテンプルには型番と諸元値が

同じように印刷されています。

RB2140：ウェイファーラークラシック

-F：アジア人向けフルフィット型

901：フレーム色（Sはマット）

52□22：レンズ幅、ブリッジ幅(単位mm)

150：テンプル長(単位mm)

3N：レンズ濃度

右レンズにはRay・Banのロゴが

外側から印刷 されています。

印刷なので触ると分かります。

RBという文字が 内側からエングレーブ

されています。

※外側からのエングレーブもあります。

内側からエングレーブされている場合、

内側を触ると ザラザラした感じ が分かります。

このエングレーブは加工対象に

粒状(砂状)の物質を衝突させて刻むため、

別名 「砂打ち」 と呼ばれます。

(北米産の頃はボシュロムのBLが

刻まれていました)

なお、内側エングレーブの場合、

外側からですと角度によっては

見えませんので、 チェックは内側から

見たほうが確実です

テンプルのRay・Banのロゴです。

左右に入ります。

また、-Fのフルフィット型はレンズの

傾斜角が穏やか(15°)になっています。

(オリジナルは20°)

ほっぺにぶつからないようにするためです

レイバンの多くは フレームが

歪んでいます。

以下のように天地を逆さまにして、

レンズフレームを上から押してみると

ガタつきが分かると思います。

ショップによっては歪みを補正して

から商品を送ってくれるところも

ありますが、自分の顔にも歪みは

あるので、レイバン正規販売店の

店頭で実際にサングラスの掛け心地を

確認しながら歪みを直すのが一番良い

方法です。

フルフィット型はテンプルの

カーブが大きく、 より包み込む ような

形になっています。

また、鼻が低いアジア人向けに

ノーズパッドが大きくなっています。

このフルフィット型は2013年の春に

マイナーチェンジされたモデルで、

それ以前はアジアンフィットと呼ばれる

モデルでした。(型番：RB2140A)

このモデルの頃は、眉毛が全て出て

しまうフィッティングになる人を

多く街で見かけました。

(サングラスは 眉毛を50～75%ほど

隠す位置にフィッティングするのが

最も似合う掛け方と言われています)

また、先ほども書きましたが、レンズの

傾斜角(あおり角)が20°ときついため、

鼻位置が低いとフレームのアンダーリム

がほっぺに 当たって しまい、

サングラスを外したとき、ほっぺに赤く

跡が残ってしまうことが多く、

掛けにくいサングラスの一面もありました。

なお、アジアンフィットの頃はレンズの

選択肢が50/54ｍｍでした。

いかがでしょうか。

レンズと丁番を見れば、ほぼ真贋判定は

できると思います

また、webで買うのであれば、

・実店舗経営をしている

・ミラリジャパンの保証書つき

・保証書にそのお店の販売店印つき

をクリアしていることが重要です。

また、これに加えて海外発送(EMS便など)

の通販サイトは避けた方が良いです。

これから国内で買うのであれば、

並行輸入品は避ける ほうが良いと思います。

また、外国に行って買うのであれば、

じっくりものを見れば良いですが、

アジア圏以外ではフルフィット型の在庫が

無い可能性が高いので、ご注意です。

ちなみに、台湾などは日本で買うより

高価です・・・(”雷朋”でレイバンです)

自分は前に楽天のここで買いました。

南青山に店舗があります。