☆ジンタイラン☆ママ日記

☆ジンタイラン☆ママ日記

誕生~1歳

1995年6月17日 3400g 女の子誕生
生まれたときには泣き声が無く看護婦さんに綺麗に洗ってもらって産着を着せてもらい廊下でで待っていた私の母の顔を見たとたんに大きな泣き声上げた。
あの時からおばあちゃん子だったのかな。

「赤子は泣くもの」そう覚悟していたつもりだった、でも赤子は私の覚悟をも打ち砕くほどよく泣いてくれた。
まず布団では寝てくれなかった、抱っこしていると寝るのに布団に下ろそうとするとパチッと目を開けて潤んだ瞳で私を見つめた。
ほぼ毎晩あぐらをかいて赤子を抱き壁に寄りかかって寝ていた。

それでも実家にいる間は「代わってあげるからあんたは寝なさい」と母が赤子を見てくれたので少しは眠れたんだな、ところが1ヶ月検診が終わって我が家に帰ってからはそりゃもう大変な毎日だった。

朝早くに家を出るパパさんは気持ちよさそうにいびきをかいて寝ている、それを横目に寝てくれない赤子を抱いて一晩中家の中を行ったり来たり、そのうちに外が明るくなってきたなんてことも数知れず。

初めての子供だから私もかなり神経質になっていたのかな、泣き止まなかったりすると育児本を広げてみたり母に電話をしてみたり、よく一緒に泣いたりもしたな。
今思えば単純に「ただ泣きたいだけ」それだけなんだけどあの時はそんな余裕は無かった。

目が見えるようになって私を見て笑ってくれるように、首も据わって一人でお座りができるようになった。
寝返りも始めのうちは左側にしか出来なくて布団に寝ていたはずが部屋の端まで転がっていたりして、あれはおかしかった。

歩けるようになったときは感動したな、やっと人間らしくなったのかって思った。

出産からの1年はあっという間だった。
このころは育児疲れはあったもののまだ私の心は元気だった。





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