イケるトコまで行こうっ!

離婚後 パート3

1 月
相変わらずの月日が流れた。

何かと連絡してくる
元旦那。

気を使っているのか
あの女の話は
してこなぃ。

元旦那が
子供達をかわぃがっているのだけは
イヤって程 伝わってくる。

元旦那もその親も
ウチの子供は
本当にかわぃぃらしぃ。

カーキチの
元旦那は
車にデカデカと
ウチの子供の名前を入れていた。

家は見たコトも
行った事もなぃが
部屋には子供達の
写真が飾ってあるといぅ。

子供達の名前を入れた
ネックストラップや
ステッカーを作っては
見せびらかすよぅに
持ち歩いていた。

ふふふ。
気分がいぃ。

そぉ。
なんでこんな気持ちになるのか・・・
それが自分自身で認められるようになるのは
ほんの少し後のコト。

離婚から1年が過ぎた
ある日のコト。

いつものよぅに
たいした用事もなく
元旦那から電話が来た。

昼間の仕事中の出来事。

私以外 誰もいなぃ
会社へふら~っとやってきた。
名目は
「養育費を手渡しで渡す」
とのコト。

しばらく話した後
あの男は
唇を突き出してきた。

「うげげっ!!」

気持ち悪い事をするな。

「お前 俺のコト好きだから
別れないでって言ってたジャン」

やめなさぃ。
そんな話 聞きたくもなぃ。

「帰りなさぃよ」

そぅ言うと
元旦那はいつものよぉに
ニコニコ顔で
帰っていった。

「今度子供達連れて 飯くいにいこぅぜ」
と言って。

それから数日後
食事の誘いの電話が来た。

「なんであんたと食事しなぃといけなぃの。」
と断ったが
一生懸命になってる元旦那を思うと
自業自得とはいえ
最愛の子供に
彼女に隠れてこそこそ会うしか
手段なぃコトを
不憫に思った。

私たちが引っ越して
初めて4人での食事。
結婚してるときは
当たり前の
とぃうか
毎週の光景だったのに
今は
何故か
「他人に子供を面倒見られている」
という感情が湧く。

「パパ」であって
「パパ」ではなぃという
不思議な感覚だ。

予約を入れていたお店が
混んでいて
まだ1時間程かかるといぅ。
(手違いで予約になっていなかったらしぃ)

その1時間の間に
私たちは
元旦那の実家に連れて行かれた。

強引に。

「なんで実家に行かなきゃなんなぃの。」
って反抗してる間に
エンジン音を聞きつけた
元旦那の親が
玄関まで出迎えに来ていた。

ココは他人。

あっといぅ間に
いぃ人を演じる私。

部屋に案内され
昔と変わらない
扱い方をされる。

ものすごぉ~く
かわぃがられる
あたぃと子供達。

旦那の弟も
相変わらずなついてくる。
その後結婚することになる
弟の彼女も
相変わらずだ。

両親は泣いた。

両親は私たちの復縁を望んでいた。
当然
一番の目的は
孫達だが・・・

4人でいる姿をみて
まだ家族であった私たちを
思い出して
泣いていた。

私はあの家では
歓迎される場所だった。

本来なら
別れた旦那の実家や
別れた旦那に
こぅして接している事は
不可解なのかもしれなぃ。

大多数のシングルマザーは
交流を望まないと思う。

でも
私は
誰でもいい
自分を大事に思ってくれる
子供達を大事に思ってくれる
歓迎してくれる
そういぅ場所が欲しかったのだと思う。

そして
もぅ一つ
自分では認めたくない感情が
あったのだと思う。

その後
ご飯を食べて
家に帰った。

体調があまりよくなぃ私は
久しぶりの
高級な食事だったのに
あまり美味しくなかった。

家に帰って・・・

その日のことを思い出すと
なんともいえない
気持ちになった。

今日のあの時間は
果たして
意味のあることだっただろうか?
子供達にとって
私にとって
いぃコトだったのかな?

あたぃは
すぐこうやって
考え込む癖がある。

調子が悪くなったので
その日は
結論が出ないまま
寝てしまった。

それからまた数日後
元旦那からの電話で
久しぶりに
あの女の話が出た。

「お前に言うのもなんだけど
あいつ すげぇわがままだょな。
こんなコト言いたくないけど
お前と別れて後悔してる。
あの時の俺はどうかしてたんだな。
ホントに悪かったな。
お前にも子供達にも
悪いコトしたょな。
もぅ疲れたよ。
あいつの子供達は悪すぎる。
実家に返したよ。
一緒にいると腹たってしょうがなぃんだ。」


そんな話が
続いた。
珍しいな?と思った。

よほどやられてたんだろうな。

「だから言っただろ?
それでもあんたはアイツを選んだんだよ。
今更遅いんだょ。
しっかり頑張りな」

そぅ言って
電話を切った。

そして
それからまもなく
驚くべき展開になる。


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