オーシャン・オブ・ファイヤー

鑑賞日 2004年4月
【オーシャン・オブ・ファイヤー  】



キャスト
    フランク・ホプキンス      ヴィゴ・モーテンセン
    ヒダルゴ(マスタング馬)    J.J
    シーク・リヤド(アラブ族長)  オマー・シャリク
    ジャジーラ(シークの娘)    ズレイカ・ロビンソン

ゴメンなさーい(>_<)他のキャストの名前がわかりませ~ん。


ストーリー
   勝ち残った者には巨額の富と最高の名誉を。敗者には死あるのみ。
   千年の歴史を誇るレース<オーシャン・オブ・ファイヤー>
   参加資格があるのは王の血族と高貴な血筋のアラビア馬のみ。
   そこに、史上初の例外、フランクとヒダルゴが。その行く手に
   待ち受けるのは、死の砂漠〔ルプアルハリ〕、砂悪魔〔ジニス〕、
   毒の母の意味の流砂地獄〔ウルアルサミム〕、そして、大自然より
   恐ろしい、人間の邪悪な野望だった。



つきうさの感想
   ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルン役で、一躍有名になった
   ヴィゴ・モーテンセン。彼の乗馬とアクションが見られるのを期待
   して行きました。予告編も見たい気持ちをそそられるものでありまし
   たからね。
   驚きだったのは実在する人物&お話だった事です。てっきり、作り話
   かと思ってた。無知(~_~;)
   見るまでは、馬のレースを重点に置いた映画かと思ってたのですが、
   結構、その過程の人間ドラマが多かったですね。それぞれの馬を
   勝たせたいが為に人を陥れるとか、権力を手に入れる為に略奪する
   とか、砂漠の自然も怖かったですが、人の心の中の悪魔の方がより
   恐ろしい。
   ヴィゴはさすが馬好きとあって、乗馬姿は最高です。見ていて気持ち
   がイイ!愛馬ヒダルゴを鞭打って駆け抜ける姿は圧巻。
   今回、剣は持たないけれど拳銃捌きもお見事!メッチャ、サマになっ
   てました。
   それにも益して感動したのはヒダルゴの演技です。お馬さんがあそこ
   まで、演技出来るものなのでしょうか?馬は頭がイイって言います
   ものね。罠にかかって、槍が体に刺さった時は可哀想で見ていられ
   なかった。
   活劇あり、ロマンスあり、ちょっと笑えるシーンもありで見応えあり
   ましたね。
   映像も綺麗でしたし。砂漠ばかり駆けていた二人がレースに勝って、
   海の浅瀬を走っていた時は見ていても気持ち良かったです。
   みんなが喜んで駆けてきてくれたし。フランクが雇い入れた奴隷の
   二人の嬉しそうな顔がいつまでも、目に焼きついています。
   最後、ヒダルゴが仲間の元に帰っていく時のシーンは泣けました。
   フランクを振り返り、「いいの?」っていう、あの表情!う~~ん
   たまりません。マスタングの野生馬として生きたんですね。もう、
   自分がいなくてもフランクは大丈夫と思ったに違いない。そういう、
   馬なんですよ。
   日本向けのタイトルは「オーシャン・オブ・ファイヤー」だけど
   原作は「HIDALGO」ヒダルゴ・・・馬の名前なんですよ。
   私は見終わった後、「ヒダルゴ」のほうが正解だな、と思った。

   見て損しない映画でした。本当はもう1回くらい見たかったのですよ。
   何故って、アラブ人がみんな同じ顔に見えて、誰が誰だか今ひとつ
   理解出来なかったから。
   でも、行く機会がなかったので、レンタルが出たらそれを借ります。
   そして、DVD購入となりますかな?
      ---終わり--- 




[ TOPに戻る ]


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: