キャスト
ヴァンヘルシング ・・・・・ ヒュー・ジャックマン
ドラキュラ伯爵 ・・・・・ リチャード・クロスパー
アナ王女・・・・・ ケイト・ベッキンセール
カール・・・・・ デイビット・ウェナム
ヴェルカン・・・・・ ウィル・ケンプ
他
ストーリー
19世紀、ローマ・バチカンの秘密組織の命を受け、モンスター狩りをする男がいた。その名はヴァン・ヘルシング。
邪悪な力で世界征服を狙うドラキュラ伯爵を倒すため、ドラキュラ退治を使命としているヴェレリアス一族の危機を救い、アナ王女とドラキュラに立ち向かう。
つきうさの感想
ヴァン・ヘルシングのヒュー・ジャックマンがカッコイイ!
登場シーンから見せてくれますよ。街角に貼ってあるお尋ね者のポスター
それは、ヴァン・ヘルシングに対するものだった。
モンスターハンターの彼が何故お尋ね者なのか?
それは、モンスターは命を落とした瞬間に本来の人間の姿に戻るから。
駆けつけた人達はヴァン・ヘルシングを「人殺し」と呼ぶ。
ポスターと同じく、帽子を被り、口元を布で覆っている。目だけが鋭く見えている
秒殺! ヤラレタぜー。
お話もハラハラドキドキがあり、ラブリーな所もあって、笑えるシーンも多い。
とにかく、時間があっという間に過ぎたと言う感じです。
アナ王女のケイト・ベッキンセールのセクシーで強気な役もピッタリだったと思う。
兄がウルフマンの傷を受けて、自分もウルフマンに変身する身となってしまった
そんな兄を助けようとするアナ王女が、痛々しかったです。
結局、兄は完全にウルフマンになってしまって、それを倒したヴァン・ヘルシングもまた
傷を受けて、ウルフマンになる体となってしまった。
この頃、アナ王女とヴァン・ヘルシングの間には愛が生まれつつあったので、
アナ王女はまた、大事な人を失うという恐怖におののいていたと思います。
次々繰り出される飛び道具。刃が八つ付いた回転する武器を両手に持ち、ポーズをとる姿にまたもやウットリ。
ヴァン・ヘルシングとドラキュラ伯爵は数100年前から因縁のある関係だった。
でも、ヴァンは過去の罪を償う為、記憶を消されていた。
だから、ドラキュラから、「ガブリエル」と呼ばれても反応出来ない
彼の本当の名は「ガブリエル」のようだ。一体、過去にどんな因縁があったというのか…
ウルフマン、フランケンシュタインが無理なく話しの中に繋がって、とっても面白く、切なく見ることが出来ました。
次の満月の夜に完全なウルフマンに変わってしまうヴァンの運命は?
ドラキュラのおびただしい子ども達が生まれたら、この世は終わりです。
全てはドラキュラ城に行かなければ解決しない。
しかし、そこにたどり着く事が出来ないのです。
ヴァンの相棒のカールが見つけた絵にヒントがあって、ちぎれた絵を繋ぎ合わせると秘密の入り口が見えてきた。
そこに乗り込むヴァン、アナ、カールの三人。
そこからの展開はものすご~く見応えがありました。
三人はそれぞれに行動し、問題解決へと進むのです
アナ王女とカールはヴァンのウルフマンの解毒剤を手に入れるべく、城の奥深くへ。
しかし、そこで罠に嵌り、アナはドラキュラの花嫁から執拗な攻撃を受けます。
死闘の末、花嫁を倒しヴァンの元へ急ぎます。でも、また困難が続きなかなかたどり着けない。
一方、ヴァンはフランケンシュタインの力を利用して、自分の子ども達に息吹を吹き込もうとしているドラキュラから、フランケンを助けに行きました。
しかし、あと少しって時に失敗し、子ども達は生まれてしまう。
そこで、ヴァンとドラキュラの闘いが始まる。
この闘いは過去とも繋がってるものだった。ドラキュラは過去に一度、ヴァン(ガブリエル)に倒されているから。
満月が輝き、ヴァンはウルフマンに… ドラキュラの天敵は銀の杭でも、ニンニクでも十字架でもなく、ウルフマンだったのです。
ドラキュラはウルフマンのヴァンに噛み付かれ、死にました(多分)
ドラキュラが死んだので、子ども達も全滅。
後は、解毒剤をヴァンに注射するだけなのだが…
完全なウフルマンになりかけているヴァンは、アナの事もカールの事も認識出来ない。
アナに襲い掛かるヴァン。 と同時に解毒剤を刺すアナ。
ヴァンは辛うじて人間に戻ったが、アナは命を落す…
号泣するヴァン・ヘルシング。
と、こんな結末だったのですが、アナ王女が死んでしまったのが残念だったなぁ。
なんで、死んじゃうのよ~。まあ、大団円な終わり方も面白くないですが、アナは死んで欲しくなかったな。
いまひとつ、ヴァン・ヘルシングの過去が明かされてないので、その辺りが気になるところ。
アクションやストーリーはどの方でも充分楽しめる内容でした。
CGもワイヤーアクションも違和感なく見られた。
ドラキュラが壁を歩くところなんかも面白かった。さすが、ドラキュラだわね。
花嫁達がテラスから飛び出すシーンは迫力有り! 自分も飛んでみたい感覚になっちゃった。
もう1回映画館で見たいなーと思うけど、さてまだやってるだろうか。
2004/10/22 記入