2004/09/04
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カテゴリ: 映画感想



タイトルを聞いた事があるだけで、誰が出てるとかどこの国の映画なのかも知らずに観ました。
今話題の韓国の俳優さんがたくさん出ている映画だったんですね~。
主演は、奴隷ヨソル役のチョン・ウソン。 それからもうひとりのイケメン、チェ将軍役のチュ・ジンモ。
お姫様役でこちらも今話題のチャン・ツィイーが出ています。

お話は、高麗(朝鮮)の使節団が、明(中国)と交流を図る為使わされて、そこでスパイ容疑で捕まり、砂漠に流刑になるのです。
その使節団を護衛していたのが、高麗のチェ将軍。使節の奴隷がヨソル。
砂漠流刑の地に連れて行かれる途中で、蒙古軍が明軍を襲い、高麗の人々は晴れて自由の身になるのです。
チェ将軍は高麗に帰る決意をして、砂漠を歩くのですが、過酷な行軍に使節の老師が死んでゆく。
使節の奴隷であった、ヨソルは奴隷の身分から自由になるが、チェ将軍たちは認めない。蔑む。。。
そんな時に明の姫君ブヨン(チャン・ツィイー)が蒙古軍に囚われているのを知った、チェ将軍。
美しい姫に心奪われる将軍。 自国に帰るという目標から、姫を救い出し、明王朝に帰すという目的に変更。
しかし、それは過酷な戦いの始まりでした。。。。

奴隷のヨソルは眼光鋭く、口数も少なくそれでいて、見事な槍捌きにみな唖然とします。
蒙古軍の将軍は自分の軍に取り入れようと、試みるくらいですからね。
チェ将軍は姫が好きなんだけど、姫はいつもヨソルを気にしてる。
みんな姫に敬意を示すのに、ヨソルだけは対等な会話をする。
視線の一方通行。ヨソルも結局、姫のため、高麗の為に戦うのだけど、姫さえ捨てれば話は円満に解決するのに、そうしない所が「MUSA-武士」というタイトルに表れていますね。

高麗使節団人数は15人くらいでしょうか。だから、戦闘場面も「ラスト・サムライ」や「トロイ」とは、比べ物にならないです。
CGは使ってるけど、ワイヤーはほとんど使ってないんじゃないかしら。
体ひとつで戦っている分、見ごたえがありました。
剣の扱いも槍も弓も良かったですよ。
若い俳優さんだけじゃなくて、ベテランの人が脇を固めているので、目だけの演技で全てが語られて、とっても良かったですよ。
ほとんど戦い場面ばかりで血生臭いですが、ラストのイケメン二人の死に様は、見事と言うべきでしょう。

チャン・ツィイーはわがままな明のお姫様だったので、アクションもほとんど無く、おとなしめだったです。

テーマソングが良くって、1回しか聴いてないのに、いつまでも頭中で曲が鳴っています。

韓国物の映画も、これからは注目していきたいな。






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最終更新日  2004/09/04 10:01:18 PM
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