こころの深夜便

こころの深夜便

2007.06.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
だまし絵というものがある。

たとえば「老婆」と「婦人」のだまし絵。

見ようによっては「老婆」に見えたり「婦人」に見えたり。


ある人はその絵をみて、絶対に「老婆」の絵だと主張する。

ある人はその絵をみて、絶対に「婦人」の絵だと主張する。

どちらも正しいし、どちらも間違い。


しかし、いったん違う見方で認識できると、

どちらにも見ることができる。


見ることだけではなく、聞くこと、読むことも同じ。

見ているのに見えていない。

聞いているのに聞こえていない。

読んでいるのに読めていない。

思い込み、価値観、概念、習慣が認知を曇らせる。


こころはよく自分をだます。


それゆえ伝わるということは非常にむずかしい。

特に体験を通して実感したものは

言葉だけではなかなか伝わりにくい。


言葉を知り、頭で創造しただけでは実感に至らない。

体験を通して実感を得てはじめて伝えてきた言葉に命が宿る。


100の言葉よりも1つの実践。

あきらめず、本当の自分が見えるまで。








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Last updated  2010.06.02 15:51:15


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