幸せになれるオマジナイ

退院後～現在の私　ｎｅｗ

退院後の私

　　　　　　　　　　　仕事復帰

　　　　　　２００２年１１月から仕事復帰。。。。
　　　　　　１２月９日から　楽天ＨＰ開設。
　　　　　　毎日ただ過ぎていくだけでなく、何かを残していきたかったのかな。

　　　　　　ゾラテックスを４回打った後、
　　　　　　年末くらいから関節、体の節々が痛い。

　　　　　　はじめは・・大掃除のときの筋肉痛だと思っていた。
　　　　　　でも・・・いっこうに痛みがおさまらない。
　　　　　　朝起きたときは、指もパンパンに腫れていて指輪も動かない。
　　　　　　ゾラの副作用にそんなのは聞いてなかったし、どうしたんだろう。

　　　　　　母を膠原病の強皮症で亡くしていることもあって、気になる。
　　　　　　従妹は潰瘍性大腸炎・・免疫性の疾患

　　　　　　もしや私も膠原病では。。。
　　　　　　それに　もしかしたら骨に転移かも。。再発？？
　　　　　　そういう不安がどんどんと広がっていった。

　　　　　　お正月に入って、更に痛みが強くなる。
　　　　　　弱虫になっている私が日記に書くと
　　　　　　楽天の友達がいっぱい励ましの言葉をくれた。

　　　　　　掲示板のカキコミを見て、うれし涙があふれた。
　　　　　　あんまりうれしくて、だんなしゃんにも書込みを読んでもらった。
　　　　　　また○○しゃんは泣いてるって笑われた。

　　　　　　パソコンの中だけの友達ではなかったんだ・・
　　　　　　本当に心配してくれる。元気をくれる。
　　　　　　負けちゃぁ　いけない。
　　　　　　病院に行って　ちゃんと解決しなくちゃ。

　　　　　　１月３日・・お正月休みだけど、
　　　　　　先生の当直の日だったので病院に。。。

　　　　　　ゾラテックスの副作用でごくまれに関節、骨の痛みがあるらしい。
　　　　　　私はその稀な類に入ってるんだな～

　　　　　　血液検査をしたが、膠原病の方は大丈夫だった。
　　　　　　よかったぁ～～

　　　　　　念のため、１５日にＣＴ、骨シンチの検査を受けたが異常なし。
　　　　　　やっぱり、副作用だった。

　　　　　　痛みはあるものの、再発や膠原病ではないとわかったので
　　　　　　気持ちはずっと楽になった。

　　　　　　先生はしばらくゾラテックスを休みましょうと。
　　　　　　代わりに、ノルバテックスという錠剤を服用することに。

　　　　　　１月から３月までは同僚のＭちゃんが産休で休み。
　　　　　　その間、なんとしてもふんばらないと～～～

　　　　　　朝、タオルを洗っても　痛くて絞れない。
　　　　　　そんなときは、男の人に手伝ってもらった。

　　　　　　ゾラテックスをやめてしばらくすると、いつの間にか
　　　　　　すう～～っと体が楽になっていった。
　　　　　　それからはちょびっと不安をかかえながらも元気なおれんじでした。

　　　　　　　　　　　２００３年５月２７日　しこり？？？

　　　　　　左のおっぱいがズキズキ痛いなんでだろう
　　　　　　お風呂で触ってみると、コリコリしたしこりを発見。。。

　　　　　　一年前のことがよみがえる。。。
　　　　　　やっぱりこんな風に痛かったんだ。
　　　　　　転移？それとも・・・・・不安でいっぱいになる。

　　　　　　翌日、さっそく病院に行って超音波をしてもらう。
　　　　　　やはり、しこりはできていた。
　　　　　　そんなに大きくはなく　８×５ｍｍくらい。
　　　　　　細胞診をする。

　　　　　　６月３日　細胞診の結果　良性だった。ちょっと安心。
　　　　　　でも　もしかしたらという不安は心の中から消えてくれなかった。

　　　　　　その頃から・・・今の治療（予防）法で本当にいいのかと
　　　　　　迷いのようなものがでてきた。

　　　　　　先生も確かに言った。閉経前の患者でホルモンレセプター陽性の場合は
　　　　　　普通は女性ホルモンを完全にカットしてしまう方法をとるのだと。。。

　　　　　　私が飲んでいるノルバテックスは　閉経前の場合　効果が少ないと
　　　　　　本などには書いてある。
　　　　　　それをまるっきりうのみにするわけではないけど・・・
　　　　　　もういちどゾラテックスをしてみたいと思った。

　　　　　　先生はあまり賛成ではなかったようだけど、私の意志が強かったので
　　　　　　なんとか了承してくれたみたい。
　　　　　　でも、また前のような副作用が出た場合は、きっぱりと止めますと。。。

　　　　　　どんな治療がいいかは・・・結果論であって　よくはわからない。
　　　　　　でも自分の納得できるものを信じてやっていきたいと思う。

　　　　　　７月に病院に行ったときには、しこりが小さくなっていた。
　　　　　　痛みもほとんど感じなかったし、まず大丈夫みたい。

　　　　　　　　　　　２００３年９月２４日　一年　

　　　　　　乳がんの手術をして一年が経った。
　　　　　　いろんな思いが心の中をかけぬけていく。
　　　　　　病気になってみて初めて　患者さんの気持ちもわかったし
　　　　　　なによりも、だんなしゃんに・・家族に感謝している。

　　　　　　私が元気でいることが　家族への恩返しだと思っている。
　　　　　　家族みんなが健康でいられることが一番の幸せだよね。

　　　　　　　　　　　２００３年１０月２２日　治療方針

　　　　　　４回目の注射。
　　　　　　今のところ、強い副作用もなく　少し体はだるいけど大丈夫。
　　　　　　時々ホットフラッシュといって、かぁ～～っと熱くなるけど
　　　　　　最近は平気になってきた。

　　　　　　左のしこりも　触ってもわからなくなった。
　　　　　　治療方針も決定・・
　　　　　　ゾラテックス（皮下注射）を２年その後ノルバテックス（錠剤）を３年。。
　　　　　　来月、血液検査の予定です。

　　　　　　　　　　　２００３年１１月６日　心の奥底。。。

　　　　　　今日、職場の取引先の人が亡くなって専務が葬儀に行っていた。　　　　　　　
　　　　　　葬儀から戻ってきて、仕事も終わり　帰り際に
　　　　　　専務が私に向かってこう言った。

　　　　　　「今日の○○さんは　４６歳やのにガンやったらしいよ。
　　　　　　　お義父さんは治療費に　ずいぶんとお金をかけたらしい。」

　　　　　　「私の地区でもいつ葬儀になるかわからんよ。
　　　　　　　ガンがあちこちに転移してあと１ヶ月と言われている人がおるからなぁ。」

　　　　　　たんたんと私に向かって語る専務。。。

　　　　　　そのとき、私は　専務ってなんて無神経なんだって思っていた。
　　　　　　なんで　私の病気をすべて知っていて、そんな風に話できるんだって。。。

　　　　　　でも・・・家に帰って静かに考えたら・・・
　　　　　　それは、私が元気だから・・・私を病気だなんて思っていないから
　　　　　　出た言葉なのかも知れないと気づいた。

　　　　　　そして・・私の心の奥底には　「がん」の恐怖というものが
　　　　　　消えてはいないことにも。。。

　　　　　　普段はそんなこと考えてやしないけど
　　　　　　転移とか　そういう状況になったら　自分がどんなになるか
　　　　　　わからない。

　　　　　　人間誰しもいつ何が起こるかわからないのだからおんなじだけど・・・
　　　　　　こんな弱虫な私だけど・・負けないでいたいと思う。

　　　　　　　　　　　２００３年１１月８日　ボケ防止。。。

　　　　　　会社で、伊予銀からくる月刊誌を読んでいて
　　　　　　あるページに目が止まった。

　　　　　　女性のボケ・・アルツハイマーなどは
　　　　　　女性ホルモンが大いに関わっているらしい。
　　　　　　女性ホルモンが減ることによって・・脳にも影響があり
　　　　　　ボケになりやすくなるらしい。

　　　　　　閉経すると　ボケが始まりやすく、
　　　　　　その予防として、エストロゲンを補充する方法があるらしい。

　　　　　　私は女性ホルモンを全く取り込まないようにしてるんだから
　　　　　　こりゃ　おそろしい話だ～～～

　　　　　　ほんとに・・最近は　もの忘れがひどくなったよな～～
　　　　　　タレントさんの名前なんて・・・すぐには出てこないもん。

　　　　　　早くゾラテックス終了して、エストロゲン体に戻ってこさせなくちゃ＾～　(*≧ｍ≦*)ププッ

　　　　　　　　　　　２００３年１１月１１日　少しずつ体がだるくなって。。。

　　　　　　ここ最近、どんどん体が重くだるくなってきている。
　　　　　　ちょうど　前に副作用が出だしたのも　注射をはじめて４ヶ月の頃。
　　　　　　まだ、間接、骨が痛いってことはないので大丈夫だけど

　　　　　　朝が　なかなか起きられない。
　　　　　　手足がこわばったようになっていて
　　　　　　頭もガンガンしていて・・・

　　　　　　それでも　なんとか起きてしばらくすると落ち着く。

　　　　　　仕事中も椅子から立ち上がると　足がイタタタ状態だけど
　　　　　　まだまだ　何とかやれるから、ふんばるつもり。

　　　　　　ホルモンの大切さを身にしみて感じる今日このごろです。

　　　　　　でも、絶対に無理はしないよ。
　　　　　　限界だと思ったらゾラをやめる・・これ先生との約束だからね。