『HiGH&LOW THE RED RAIN』のDVDレンタルが開始した それを記念してなのか、TAKAHIROと登坂くんの特別インタビューが掲載された おもしろかったので紹介しちゃいます
総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」の劇場版第2弾「HiGH&LOW THE RED RAIN」で兄弟役を演じたEXILE TAKAHIRO(32)、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣(30)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
映画「HiGH&LOW THE MOVIE」に続く「HiGH&LOW」シリーズ劇場版第2弾である今作は、次男・雅貴(TAKAHIRO)、三男・広斗(登坂)、長兄・尊龍(斎藤工)の「雨宮兄弟」がメイン。突如姿を消した長兄・尊龍の「もうひとつの顔」に迫りながら、いつも無邪気に弟を笑わせる次男・雅貴(TAKAHIRO)、そして兄2人とは血が繋がっておらず、感情を表に出すことのないクールな三男・広斗(登坂)の3兄弟の絆を描いた物語。
TAKAHIRO:やっぱり雅貴と広斗は血が繋がっていない分、本当の兄弟よりももっともっと気持ちの面で繋がりあっている。幼少期からのいろんな境遇や、兄貴(尊龍)がいてこその感じだったり。「HiGH&LOW」から「HiGH&LOW THE MOVIE」「HiGH&LOW THE RED RAIN」、ドラマから映画へシリーズを通して演じてきたからこそ、どんどん絆も深くなり、“兄弟感”を強く見せることができたのかなと思います。 男兄弟ならではの、血が繋がっていないからこその絆というのが雨宮兄弟の強さでもあるのかなっていうのは僕らも感じていましたし、演じていく中でもどんどん腑に落ちていった点がたくさんありました。
登坂:そうですね。そもそも「HiGH&LOW」シリーズが始まった頃は、長兄の尊龍がいる3兄弟というより、まず2人だけの“兄弟感”を作っていたんです。そこから「HiGH&LOW THE RED RAIN」に入って、やっと長兄が出てきた。そこで工さんが演じてくれた尊龍というキャラクターを見て、TAKAHIROさんと2人で作った“兄弟感”は正解だったと自分自身でもすごく感じることができたんですよね。「尊龍がああいう性格だったから広斗はこうなったんだな。逆に血が繋がっているから雅貴はこうなんだな」と納得できる部分がありました。でも、血が繋がっていない広斗が一番長兄に憧れていて、彼のような性格になっているっていうのは…。
◆挿入歌『THE RED RAIN』との“運命的”な出合い ― 今回は主題歌『TIME FLIES』と挿入歌である『THE RED RAIN』をご一緒に歌唱されています。役としてだけではなく、一緒に歌ったことで改めて再発見できたお互いの魅力はありましたか?
TAKAHIRO:『TIME FLIES』は、僕がEXILEとはまた違った畑で活動しているACE OF SPADESというロックバンドとPKCZ®がコラボレーションして、登坂がフィーチャリングで参加してくれた楽曲。「HiGH&LOW THE MOVIE」のときにも『SIN』という曲で一緒にやったんですけど、『TIME FLIES』は、ACE OF SPADESがこれまで発信してきた土臭くゴリッとした力強い王道ロックに、PKCZ®の世界観と登坂の歌声が混ざり合うことでいい化学反応を起こし、ロックサウンドとダンスビートの融合を体現した、斬新でスタイリッシュなデジタルロックになっています。どちらかの色に合わせないといけないとかそういうこともなく、お互いの良さを上手く融合できたかなと思います。 カップリング曲の『THE RED RAIN』は、登坂が「この曲どうですか?」と提案してくれた曲なんです。聴いた瞬間から、ひと聴き惚れしてしまったというか。それで2人でHIROさんに提案させてもらいました。
― レコーディングはいかがでしたか?
TAKAHIRO:レコーディング中はお互いいろんな発見がありつつ、アーティスト半分のキャラクター半分という、なんだか不思議な気持ちでした。アーティストとしても役者としても、いろんな吸収ができた活動でしたね。『THE RED RAIN』は、まだ一度もファンの皆さんの前で披露したことがないので、機会があればいつか披露したいなと思っています。
登坂:声質がすごく似ているというのもあって、「一緒にハモったりしたら綺麗ですよね」という話もしていたんですけど、今回それがこうやってひとつの形になった。特に『THE RED RAIN』というバラードを一緒に歌えたことは、自分自身めちゃくちゃ嬉しかったです。
― その『THE RED RAIN』は、登坂さんからTAKAHIROさんに提案されたということですが、この楽曲のどんなところにピンときたんでしょうか?
登坂:さっきTAKAHIROさんのお話にもあったように、撮影中に「曲はどういう感じがいいんですかね?」という話はよくしていたんです。テーマ曲も2人で作るものになるだろうと思っていたので、昔もらったデモ曲を聴き返したりして今回のストーリーに合う曲を探していました。それで、そのデモ曲の中にあった『THE RED RAIN』をたまたま移動中に聴いて。映画の世界観にものすごくハマるなと思ったので、TAKAHIROさんに相談したんです。
登坂:「HiGH&LOW THE RED RAIN」まで、TAKAHIROさんと2人で雨宮兄弟をやってきて、工さんの尊龍は本当にその2人を足したようなキャラクター。尊龍さん、というか工さんのシーンをモニターでTAKAHIROさんと見ていて、「かっこいい…!!」ってよく話していました。
TAKAHIRO:言ってたね。監督よりも先に「いや、さっきのテイクのほうがいい!」とか(笑)。
登坂:そうそう。何テイクか撮っていたんですよね、そのシーン。
TAKAHIRO:しかもまた、なんか“持ってる”んだよね!良いところで風が吹いて、前髪がフワッとかなるんですよ。それは「HiGH&LOW THE MOVIE」の方に出てくる最後の煽りのシーンだったんですけど、そこからちょっと心を持っていかれちゃって。登坂と「これはちょっとやばいね」って話して、僕らも置いていかれないようにかっこよく映らないとって、すごいジム行ったよね。