走る物流マンの給水所

走る物流マンの給水所

青梅高水山トレイルラン(2006.04.02)

第8回青梅高水山トレイルラン  (2006.04.02)


天気予報では今日だけ雨になるとの事だったが、スタート前僅かに薄日が射すほどの曇り空。ベストコンディションかもしれない。今日は陸上部のKくん、Zくん、楽天のkuriさん、BarmyさんとふたりのJr、おかぴさんと応援のYASUさんが集まった。kuriさんはこの大会は初参加、おかぴさんはトレイルレースはデビューで短い12kmの部に参加。

スタート後は足馴らしを兼ねてゆっくり走る作戦。これまではウェストバッグに水の入ったボトルを入れて走ったが、今回は忘れた事もあり、手ぶらでの挑戦だ。給水ではしっかり補給しておこう。

最初の2-3kmは道幅が広いので出来るだけ前に出ておこうと、皆必死の形相で位置取りに躍起となる。やがてコースは細い山道に入り、なかなか前の選手を抜くことが出来ない。やはりポイントは最初のダッシュで無理せず前に出ておくことが大事だと思う。

その後はコースは小刻みなアップダウンを繰り返し、白岩の給水まで尾根づたいに走る。昨年までは歩いていた急な上りも今年は半分以上走れたのが成長の証か?先週の高尾山での練習も役に立っている。ハセツネの「大ダワ」みたいな峠に下りて道沿いに走って白岩給水に到着。1:14掛かっている。

給水、バナナやグレープフルーツ、チョコ、梅干しなどを頂いて出発、2分ほどタイムロス。急な登りに入り、続いて山道に入ると、まもなく折り返してきた選手達が転げ落ちるほどの速さで突っ込んでくるので時々通過待ち。余計なお世話だがあんな速さでコーナーはどうやってクリアするのか、また浮き石に足を取られたりしないか心配だったが、かれらは全く造作もなくクリアしているから驚いた。山岳マラソンでは勝負は下りなのだ!

なちゃぎり林道に出たあと、林道に沿って一旦下り、だいぶ下った所で登山道に入って急な登りに挑戦する。ここは結構好きなコースで、今回も片っ端からじわじわっと前の選手を追い抜きながら順位を上げることが出来た。なちゃぎり林道の手前でKくんを、また高水山の下でZくんをかわし、順調に位置をあげていった。常福院の石段で下ってゆくBarmyさんとすれ違った。その差は2-3分だ。kuriさんの姿は全く見えないから相当前を走っているのだろう。

高水山常福院が折返し地点、兼給水所。到着時刻は1:57台、首にお守りを掛けていただき、鐘をならして参拝のあと、バナナ、グレープフルーツ、水を一気に胃袋に流し込む。Zくんが追い付いてきて、折返しは一緒のスタート。なちゃぎり林道を左足のかかとをかばいながら下る。気がついたらZくんを千切ってしまった。そのまま白岩給水まで突っ走る感じ。上りで見たトップ選手の下りの走りをイメージしながら今度は自分が走ってみたが、全然速くない。

白岩給水までラップは16分台の2:13台。また給水、給食をしっかりして2分くらいで出発。今回は短時間でレースに復帰出来たのも、前を行くBarmyさんやkuriさんに追い付きたいという思いがあったからだろう。舗装道路もずっと走り続け、とにかくタイムロスをしないよう頑張って走った。

スタートから舐めるように走ってきた尾根筋を今度は記憶を巻戻しながら走る。最近の練習ではLSDと、上りで歩かない事に重点を置いてきたせいか、
復路では上りで随分選手を抜いた。山中の給水を過ぎてしばらくすると、ふと横を見るとBarmyさんがいたのでびっくりした。あっ、追い付いた!というのが正直な所。しばらく併走したが、上りで一気に抜いて前に出た。まもなく幅の広いコースに戻ってきたが、その後も気を緩めることなく真面目に走った。kuriさんはどこだろう?

やがてスタート地点の永山公園に戻ってきた。下痢や腹痛もなく、ガス欠にもならず、かかとの痛みもなんとか騙し通せたようで、元気にゴールできた。白岩からは1:07のラップで、トータル3:21台。復路は1:24で走れたので、往路より30分ほど速かった。真面目に走ればこの位のタイムが出ることが分かった。

kuriさんは3:09台で完走されたそうだ。目玉が飛び出るほど速い!調子が良かったからと謙遜しているが、きっと日頃の練習から得た自信なのだろう。1年前のkuriさんと比べるとレベルは数倍上がっていて末恐ろしい。Barmyさんも私の1分後にゴール、Kくん、Zくんも元気にゴールした。おかぴさんも12kmの部で完走し、いよいよトレイルの世界にはまってくることだろうし、応援のYASUさんもいづれはピンクレンジャーでトレイルレースを走ることになるのだろうか?BarmyさんのJrは3位入賞とか?お父さんも嬉しい結果に満足だろうね。
最後まで雨が降らずにいてくれたのも嬉しい。今年のトレイルランの初戦は無事終了。今年も熱いトレイルランの1年になりそうだ。来週は秋川渓谷でアドベンチャーレース、これも頑張ろうと思う。



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