おしゃれ手紙

2007.07.17
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カテゴリ: 昭和恋々
あじさい *「菊次郎とさき」* 第2回目。

雨でペンキ塗りの仕事が休みとなった父・菊次郎(陣内孝則)が一人酒を飲んで留守番をしていた時、
こっそり学校を抜け出した武が、財布から千円を抜き取り、父、菊次郎に罪をなすりつけるという話。

父・菊次郎は、縁側で留守番をしていたのだが、縁側の軒下に、バケツのようなブリキのものが吊り下がったいたのを私は見逃さなかった。

おお、懐かしい、手水(ちょうず)だ!!

武の子どもの頃は、トイレ(というより便所)は縁側の突き当たりにあった。
その頃は、便所の後の手洗いは、今のように水道でジャーというわけにはいかなかった。
で、便所の近くの縁側に吊ってあったのが、手水(ちょうず)。

ブリキで出来た、バケツよりも少し小さめのもので、下を押すと水が、ちょろっと落ちた。

(そのわずかな水ででさえ、地面にかえした。)
それで手を洗って、そばにぶら下げている手ぬぐいで、拭く。
手水(ちょうず)の水は、いつもなくならないように大人が気をつけていたのだろう。

だろうというのは、私は田舎で育ったので、手水はなかったからだ。
その代わり、外に水がめがあった。

この手水のことを書こうとして、はたと困った。
本当の名前が分からなかったからだ。

で、探したらあった。 極東ブログさん。
写真ここ。

バケツいっぱいで家族が一日は手を洗えたことだろう。
いったい今は、一日に昔の何倍、ひょっとしたら何十倍水を使っているのだろう?

昭和30年代は、まだ、今のように、ものを浪費する時代ではなかった。
そして、その象徴が、この吊り下げ手水だ。

** 「菊次郎とさき」 **
不世出のお笑い芸人ビートたけしの父・菊次郎と、母・さき。
このふたりの人生を息子のビートたけし自身が描いたドラマ

■「菊次郎とさき」:いとしい日々昭和30年代への賛歌■

■「純情きらり」と私の昭和■

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★7月17日 *民具:民家* UP
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Last updated  2012.03.11 10:40:17
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