おしゃれ手紙

2011.03.25
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カテゴリ: 映画
ポンヌフの恋人:あらすじ

愛はひとを裸にする。

パリで一番古く美しい橋“ポンヌフ”で暮らす天涯孤独の青年アレックス(ドニ・ラヴァン)は、いつものごとく酒を飲みながら夜のパリを放浪していたときに、車に片足を轢かれてしまう。
そこに通りかかったのが、空軍大佐の娘でありながら、恋の痛手と生涯治る見込みの無い 目の病とで絶望的な放浪の毎日を送っている放浪中の女画学生ミシェル (ジュリエット・ビノシュ)だった。
アレックスはミシェルの美しさに初めて恋を知り、ポンヌフ橋を仕切っている初老のホームレス、ハンスにこの家出娘のミシェルを置いてくれるように頼み込む。
そして二人のホームレス生活が始まる。

パリ・セーヌ河
パリといえば、シャンゼリゼ通りや凱旋門、エッフェル塔と華やかなイメージ。
ホームレスが暮らす街のイメージはない。
しかし、主人公たちは、ホームレス。
架け替えのため通行停止になっているポンヌフの橋に寝起きしている。
 以前見た映画■ ベルサイユの子 ■もベルサイユ宮殿の森に住むホームレスの話だったことを想えば、パリにもホームレスはいるのだろう。

観光の街、パリは、ホームレスたちをどこかに連れて行っているのか、去年、行ったパリでは見かけたことはなかった。
ミックマック ■では、パリのごみ捨て場をねぐらにする。
これもホームレスだ。
 映画の舞台のほとんどが、ポンヌフ橋。
このポンヌフ橋は実物大のセット。
橋ばかりか、まわりの建物などもオープンセットで作った。
予算はどんどん膨れ上がり、資金提供していた会社や投資家は倒産したり、手を引いたり、何度も撮影中止になりかけて、その度に工事も中止。
でも、この映画を完成させようとする人が現れて、また再開。
なんとか3年を費やして完成したという、非常に難産だった映画ということで有名だ。
  アレックスは、ミシェルに夢中になる。
自分の居場所に彼女を泊めるばかりか、食べ物の世話までもする。
彼女がペットボトルの水で体を洗いたいと言えば、見張りとなってやる。
もちろん、水だって彼が調達したのだろう。

盲目の女性、お琴に恋して、彼女の衣食住すべてを献身的に世話する奉公人・佐助との究極の愛を描いた「春琴抄」を思った。

ラストは、セーヌから見る橋・・・。

いいな・・・。
パリ、行きたいわ。
靴 シネ・ヌーヴォ ■にて■ 髪結いの亭主 ■と同時上映中。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2011年3月25日 *サルビア歳時記:3月の三箇条*
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Last updated  2011.03.27 13:04:30
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