おしゃれ手紙

2016.05.06
XML
カテゴリ: 映画

スポットライト 世紀のスクープ:あらすじ ■♪音が出ます!

暗闇にひときわ輝く、希望の光・・・。

2002年、アメリカの新聞『ボストン・グローブ』の記者たちによって、 カトリック教会のスキャンダル が明るみに出る。
神父による性的虐待とその事実を看過し続けたカトリック教会の共犯とも言える関係 を、『スポットライト』と名のついた一面記事に掲載したのだ。
彼らの追跡は、教会で長く隠蔽されてきた衝撃的な歴史を暴き、社会で最も権力をふるう人物たちを失脚に追い込むことになる、記者生命を懸けた闘いだった……。
 02年1月にアメリカの新聞ボストン・グローブ紙が報じ、世界中に衝撃を与えた、カトリック教会の神父による児童への性的虐待と、それを隠蔽してきた組織への追及。
この衝撃の実話を映画化した社会派ドラマ。
マーク・ラファロ、マイケル・キートンら実力派俳優たちが共演し、巨大権力に屈せず、事実を明るみにしようとする記者を演じる。

 「神父による性的虐待・・・」と聞いて、思い浮かべたのが■ 薔薇の名前 ■。
僧の結婚の禁止が同性愛や村の貧しい娘や若い僧がターゲットになるという話。
「薔薇の名前」は、中世の話だが、「スポットライト・・・」は現代の話。
それも、2002年にアメリカの新聞ボストン・グローブ紙が発表するまで、30年間も続いていたという。
狙われたのは、小さな子ども。
しかも、父親のいない家の子どもが狙われたという。
協会は地域に強大な影響力を持っている。
被害者の親は、友人たちに、
「教会を守って!」という名のもとに、事実を隠すことを半ば強制される。
加害者である神父は、転任か病気療養という名のもとに、なにもなかったことになる。
ひどい!
どうして、だれも30年間も、黙っていたのか・・・。
たまに、新聞に載っても、すぐ忘れられる。
2002年に世界中が知ったことというが、私は、今回まで知らなかった。
きっと、その新聞は読んでいなかったのかもしれない。
もしテレビのニュースを聞いていたとしても、どこか遠い国も話として気にもとめていなかったのだ。

「スポットライト 世紀のスクープ」は、
第88回アカデミー賞の作品賞、脚本賞を受賞している。

 「これ(神父がこれまでやってきたこと)を記事にした場合、責任は誰が取る?」という上司に
「では、記事にしない場合の責任は?」という若手記者。

日本でも、タブーとされていることがある。
それは、スポンサー。

きっと記事にしたくてもスポンサーのことを考え、記事にしないことがあるのだろうと映画を見ながら考えた。
ローマ法王庁が2月初旬に本作の上映を主催した。
また、アカデミー賞授賞式の翌日、バチカンの日刊紙の一面に
「本作が被害者の痛みを世に広めた」という賞賛の言葉が掲載された。

・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016.05.21 21:27:02
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

『実録アヘン戦争』(… New! Mドングリさん

映画レビュー Netfl… New! キメジマさん

TVドラマ「刑事マー… New! hoshiochiさん

English speech Nove… New! maki5417さん

◆12月は帯広市の「帯… New! machiraku_hokkaidoさん

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: