おとなカレッジ

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ECの拒絶

おひさまタオル洗面器そーぷ


ECを始めてしばらくは順調だったのに、突然トイレやおまるでの排泄を拒絶されるようになることがあります。これは、赤ちゃんが成長していくにつれて、他の新しいことに興味が出てきたり、新しい運動能力が発達したり、歯が生える、言葉をしゃべるようになるなど、成長の過程で起こるさまざまな変化によって一時的に起こることです。そんな時でも、無理せずに、ECは続けた方が良いとのことです。一時的に拒絶されても、そのうちに以前のようにできるようになります。

私も、姫のECが思いのほか順調だったので、おまるを激しく拒絶された時には「き~!もう、やめてやるぅ~」と投げやりになってしまったのですが、コンフィーのミカさんに相談したら、色々アドバイスをいただきましたので紹介したいと思います。

★もし、おまるを拒否されるようなら、補助便座でトイレに連れて行く。そして、「ママもパパもここでするよといえば、まねっこ好きな女の子の場合わりといけると思います。

★泣かれるとさすがに困りますよね。でも、かんしゃくを起こすほどなら無理強いせず、「おむつにしたっていいのよ」と、おまるで必ずしもしなくてはいけない脅迫概念を払拭してはいかがでしょう。

★何か他にしたい事があるようなら優先させて、その時に「おむつにしてもいいよ」と言ってあげてはいかがでしょう。コントロールできるようになれば、必然とその優先事項のあとにできるようなると思います。


このアドバイスをいただいてから、しばらくおまるに座らせるのを辞めました。すると、姫のほうから、おまるを叩いて「オムツが汚れたよ」と知らせるようになり、その時に一度おまるに座らせて「オムツが濡れたのを知らせてくれたのね、ありがとう。」と言ってオムツ替えをしているうちに、おまるを嫌がらなくなり、素直に座ってくれるようになりました。

姫の場合、ウンチが出る時は、お腹が硬く張っているので、少々嫌がられても出るまでトイレに座らせていることが多いです。で、出たら大いに褒めてます。ウンチが出ない時は、お腹が柔らかいので嫌がればすぐにトイレから出しています。オシッコは教えてくれるときと、そうでないときなどムラがある時は、時間を見てオシッコに誘いました。

排泄をする以外に興味を持つことが増えたり、タッチやハイハイで自由に行動するほうが面白かったり、私から見れば小さな事が、姫にとっては大問題だったりするわけです。目に見えないところでも、姫の中では色んな変化が起きているんですよね。おまるを拒絶していたのも、「自分が納得したらおまるでやるよ」という娘からのメッセージだったように思います。今回の事で、ECが「コミュニケーション」だというのが実感できました。

ECを始めて8ヶ月で、姫はオムツを卒業できました。ECのいいところは、子供の成長や心の発達に合わせて排泄のトレーニングができるところです。順調に進んでいたのに、突然トイレやおまるでの排泄を嫌がる時は必ずあります。でも、そこで無理強いをせず、本人がやりたいと思うまで待ってみたり、時間を決めてその時だけはトイレに行くというような躾を続ける事で、子供にとっても無理のないトイレトレーニングになるのではないでしょうか。ECは、早くオムツを外すのが目的ではなく、本人がきちんと排泄をコントロールできて、自分でトイレに行けるようになるように親がサポートする姿勢で取り組むのが一番だと思います。

ECに関しては、世間で言われているような「トイレトレーニングは2歳前後から」とか「オシッコの間隔があいたら始める」という先入観は捨てた方が良いと思います。親が毎日子供と向き合って、成長に合わせて補助便座を使う時期やパンツにする時期を決めるのが一番だからです。

姫が10ヶ月の頃、自分でおまるを叩いてオシッコ時期を知らせるようになったので、「もうトレーニングパンツでいいんじゃないの?」という実母の意見に「まだ1歳前だから早いよ~」と、私の思い込みでトレパンをはかせる時期を逃してしまいました。今となっては、あの時始めてあげればよかったなぁと思っています。子供からのメッセージをきちんと受け止められてこそ、ECは成り立つんだなって思います。

☆二人目の若ちゃんは、生後2ヶ月くらいからオマルでECを始めました。それでも10ヶ月頃になると、やっぱりオマルを嫌がるようになりましたが、姫の経験上嫌がったら無理にさせないでおいたら、11ヶ月にはトイレでもできるようになりました。赤ちゃんって本当に賢い!詳しくは 若ちゃんのEC日記 をご覧くださいね☆


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