おとなカレッジ

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子供とスポーツ

「子供とスポーツ」

オリンピックで日本の金メダルが続いてるよ♪「金メダリストの親になる気持ちってどんなだろう?」アナウンサーの台詞に思わずうなってしまった。

近年の若いアスリートたちの活躍には目覚しいものがある。そこで、エアロビのインストラクターをしている友人から聞いた面白い情報をひとつ。

一昔前は、スポ根アニメさながらの無理な特訓やしごきが当たり前だったけど、間違ったトレーニングにより、芽が出る前に怪我などでつぶれる選手も多かったらしい。最近は、筋肉の違いや選手の能力に合わせて、無理のないトレーニングをするようになってきたようだ。特に、子供は筋肉などの成長に合わせたスポーツをさせる事で、高校を卒業してから伸びる選手になるかどうかが決まるそうだ。

まず、小学校入学前までにするべきことは、柔軟性を伸ばすこと。
柔軟性はあらゆるスポーツに共通して必要な事だし、筋肉が発達してからでは遅いので、小さいうちから伸ばしておくと後々楽のだそうだ。オススメなのは水泳と体操で、水泳では持久力も伸ばせるので、どちらか選ぶとすれば水泳をさせるのが良いらしい。

次に、小学校の頃は、いろんな球技をさせること。道具を使って体を動かすことで、バランス感覚などを養うのだ。特に種目を決めずに色々やらせるのが良いそうだ。この頃に筋力をつけようとしてもまだ早いとのこと。スキーなどもオススメらしい。

さらに、中学校の頃に種目を絞って筋力をつける。特に、専門(プロ)のトレーナについてトレーニングすることで、変なクセをつけない方が良いそうだ。しかし、まだ筋力は成長途中なので、無理は禁物らしい。

最後に、高校の頃に筋力を鍛えたり、持久力を伸ばしたり、パワーをつける。こうやって成長時期にあったトレーニングをすることで、その後もトレーニングを重ねて成長していける体になるそうだ。

私が子供の頃は、体育会系の部活といえば、わけもなくうさぎ跳びだの、グランド10周だの、素振り100回だの、回数をこなせばいいみたいな雰囲気があったけど、運動生理学のような研究が進んだおかげで、無理なく効果的なトレーニングで、才能を開花させることができるようになったんだね。いや~、素晴らしい!!


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