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ベビーサインを使うと言葉が遅れる?

ぴあにか
ベビーサインを使うと言葉が遅れる?
★脳科学の研究で、この説は誤りだと発表されたようです、ご安心を★

たまに耳にすることですが、ベビーサインを使うとサインばかり使ってコミュニケーションを取るために、発語が遅れるという意見があるようです。

もちろん、何事も良いと好意的に受け止める側の意見と、駄目だと否定的に受け止める側の意見の両方が常に存在するものなので、こういう意見もありがちだと思うのですが、ちょっと極論的だな~とeddieeは思っています。

実際に、姫とベビーサインを通じてコミュニケーションを図ってきたので、姫が同月齢の子供と比べて言葉が遅いと感じたことはないし、言葉を話し始める前から
単語とサインが結びついているので、的確な言葉が出てきている気がします。

しかし、言葉を話すというのはとても個人差があるので、同じようにベビーサインをやっていても、早い子もいれば遅い子もいるわけです。ベビーサインをやっていなくても、その個人差は変わらないと思うのです。

言葉を話すというのは、成長したからある日突然話し始めるというものではなく、言葉を話す準備が必要です。それは、「おぎゃ~」と生まれた日から始まっていて、赤ちゃんが泣いたり声を出した時に、周りの人がどう反応してきたかに左右されます。

発語の準備には、まず言葉を理解する必要があります。そのためには、社会性や対人関係から学ぶ必要があります。対人関係を学んでいくうちに、言語能力は高まっていくものです。

対人関係の始まりは、頻繁に赤ちゃんと接する母親です。母親が、常に語りかけ、笑いかけ、赤ちゃんの声に反応すると、赤ちゃんはいろんな鳴き声やなん語を出して、コミュニケーションを図ろうとします。自分が発した音や泣き声に反応する、母親や周囲の人間が自分の声に答えてくれる!この繰り返しがとても重要で、やがて親の言葉を真似てコミュニケーションを図ろうとします。

子供は言葉を話すよりも先に、大人の言うことを理解する能力が発達します。母子手帳にも、「大人の言う簡単な言葉を理解していますか?」という項目は1歳健診のページにあり、「簡単な言葉を話しますか?」という項目は1歳半健診のページです。この、理解する能力の部分も個人差があるのですが、発語までには単純に考えても6ヶ月かかるわけです。その間、赤ちゃんの脳はめまぐるしく発達しています。その間に、言葉がけや、他人とのコミュニケーション、適度な運動による刺激など様々な刺激が加わって、言語能力も高まっていくのです。

普通に生活していても、絵本の読み聞かせや語りかけで言語能力を高めていけるのですが、ベビーサインはその刺激のひとつになりうると思うのです。発語するより前の理解する能力が発達している段階で、すでにサインをいくつか知っていれば、大人ときちんとコミュニケーションが図れるからです。

言葉を理解するという意味で、サインランゲージもある種の言葉ですから、とても良い刺激になるのではないでしょうか。サインで事足りると思われがちですが、母親が常にサインと一緒に言葉で説明していれば、言葉とサインと両方が結びつくわけです。サインだけしか覚えないということは、ありえないと思います。

ちょうど、そんなことを考えていた時に、またまたコンフィーベビーのミカさんの ブログ で、ぴったりの記事を発見しました。

「ベイビーサインで赤ちゃんと話そう!」 の著者、ロング朋子さんがイングリッシュ・ベビー・サインについて詳しく説明してくれています。また、ミカさんのお話で、「せっかくサインを見せても母親が言葉を先に言ってしまうと、子供は言葉を失ってしまう」というのも納得!言葉を引き出す心がけをすることで、どんどんおしゃべりな子になっていくんでしょうね。

何よりも、ベビーサインで育児が楽しくなるんだから、迷ってる方は軽い気持ちで一度試してみて下さいね~♪なんだか長くて堅い話になっちゃったな~(笑)


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