二代目大家の日々。

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2007.08.30

分裂した賃貸ショップは？

(2)

カテゴリ：大家業

名前をいうと、誰でも一度は耳にしたことがある不動産屋です。
元々は、福岡市で開業した会社ですが
最近、賃貸部門が分裂して、Ａ社とＤ社になりました。

分裂後、Ａ社とＤ社の店舗が向かい合うように出店していったから、
どちらも体力的に大丈夫なのかしら、と思っていたら
今度はＤ社が思い切った作戦にでました。

通常、客付専門不動産屋は立地のよさが勝負です。
賃貸住宅を探している方々の目につくように
駅前や中心部商店街の中央にズラッと店舗が並んで
不動産屋ストリートを作っていますね。

今回、Ｄ社がとった戦略は、一極集中型の客付専門不動産屋。
従来と全く異なったやり方です。

駅前や中心部の店舗を処分して
商業ビルのワンフロアを貸し切って
コンシェルジュ型賃貸不動産屋を目指しています。
電話一本で市内どこでも担当者がお迎えに行くのだそうです。

いままでは、不動産屋の店頭広告や賃貸雑誌で
賃貸物件を探すのが一般的でしたが
現在は、ネットで探して、そのコピーを持って
物件を探しに来る御客様が増加しています。
ネット対策が万全なら、
一箇所で対応したほうが効率的かもしれませんね。

今回、自分の物件を営業するため、
この店舗を訪問してみました。

部屋の広さを平米で表現しても
具体的にイメージできない方のために
部屋の面積別にインテリアコーディネート例があったり
自由にネット検索できるブースがあったり、先進的な店舗構成です。
未来志向の店舗ですね。

これから、認知度を向上させていくのが勝負の分かれ目。
新しい試みに期待しています。
いい結果がでると、いいですね。

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