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「2001年」「2010年」「2061年」に続く、オデッセイシリーズの完結編。かつて、宇宙船ディスカバリー号から宇宙に投げ出され、千年の眠りから覚めた船長代理フランク・プールが主人公。モノリスはもちろんのこと、デイブ・ボーマンやHALも登場する。
本書の舞台は、かつてクラークが考案した「宇宙エレベーター」が実用化された3001年の世界。
ITをやっている人間としてはお馴染みのAda言語のエイダ・ラブレイスや、COBOLのグレイス・ホッパーと並んで、スーザン・キャルビン博士が登場する部分も見逃せない。もちろん彼女は、アイザック・アシモフのSFに登場する架空の人物だが、本書の「訳注」に淡々と述べられているので、3001年から見た歴史上の人物のように読めるのだ。
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