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鉄道とともに発展した“帝都”東京の歴史を知ることができる1冊である。明治初期のお雇い外国人の活躍や、いまも残る神田近辺の高架線の赤煉瓦の成り立ちなど、ふだん乗り慣れているインフラの歴史を感じることができた。
意外なことだが、東京駅が開業したのは明治末期、山手線環状運転がはじまるのは大正末期のことである。開業当時の東京駅の乗降客は1日80人ほどで、人通りの疎らな街だったようだ。それが、関東大震災を経て、大東京が西へ発展するにしたがって、現在のような巨大なターミナル駅へと変貌していく。ヨーロッパ諸国のような都市計画もなく、大阪のように道路整備することもなく、“帝都”東京が発展したのは、紛れもなく鉄道のおかげである。
現在、首都圏の環境問題に注目が集まっているが、鉄道に再びスポットライトを当ててみてはどうだろうか。
■メーカーサイト⇒ ウェッジ 東京駅はこうして誕生した
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