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アメリカ合衆国のエスタブリッシュを形成するWASP(ワスプ)――White(ホワイト)、Anglo-Saxon(アングロサクソン)、Protestant(プロテスタント)――は、個人主義や自由主義をモットーとしてはいるものの、その根本は日本人に究めて近いようだ。
アメリカ合衆国のエスタブリッシュを形成する WASP(ワスプ)――White(ホワイト)、Anglo-Saxon(アングロサクソン)、Protestant(プロテスタント)――は、個人主義や自由主義をモットーとしてはいるものの、その根本は日本人に究めて近いようだ。目立たず、公共を重視し、奇妙な仲間意識を大切にする。
反共運動(赤狩り)やウーマンリブ運動は、実は、そんな WASP への抵抗運動の一環だったと著者は分析する。現代日本にも相通じるような話であり、考えさせられるものがある。本書では、典型的な WASP一家であるブッシュ家にも言及されている。本書から 10 年後、ブッシュ息子が大統領を務めている事典で出版された「 なぜアメリカ大統領は戦争をしたがるのか?
」(越智道雄/アスキー・メディアワークス/2008 年 05 月)も参考になる。
■メーカー/販売元 越智道雄/中央公論新社/1998年9月
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