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旧日本軍はなぜ負けたのか。海外では圧倒的に不利な状況から逆転した戦争はいくらでもある。現代において、あの失敗を繰り返さないと言えるだろうか。
「 失敗の本質
」で扱った旧日本軍の戦いは、じつは何度も逆転のチャンスがあった。にもかかわらず、なぜ敗戦したのか。
毛沢東の長征、バトル・オブ・ブリテン、スターリングラードの戦い、朝鮮戦争、第四次中東戦争、ベトナム戦争――これらの戦争は、圧倒的に不利な状況から逆転に転じた。そのときの状況とリーダーの決断を客観的に分析に、旧日本軍に欠けていたものを明らかにする。
国民の支持を重視した毛沢東、守りに徹底したチャーチル、こだわりを持ち続けたヒトラーの失策、経験に裏打ちされたマッカーサーの合理性、歴史を顧みなかったアメリカの失敗――こうした分析は、いまの日本の置かれている状況や世界情勢に無縁ではない。
われわれのリーダーは、サダト大統領のように現場に口出しをしていないか。ヒトラーのように感情に流されることはないか。チャーチルのように我慢を続けることができるか。
歴史から学ぶことをしないリーダーには要注意である。
■メーカーサイト⇒ 野中郁次郎/戸部良一/日本経済新聞出版社/2005年8月 戦略の本質
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