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「『あるある』がけしからんと取材に来た新聞やテレビ局の記者の方々も、『あるある』と同じようなことをしているように思えてならないんですよ」
テレビを批判する新聞や週刊誌にも、あやしい健康情報が山ほどある。そこには、センセーショナルな話題に引っ張られるメディアの構造、記者・取材者の不勉強や勘違い、思い込み、そして、それを利用する企業や市民団体など、さまざまな要素が絡んでいるという。メディアによる情報の取捨選択のこうしたゆがみは、米国では「メディア・バイアス」と呼ばれています。
全国紙が報道することなら正しいか、NHK が報道することなら正しいか――メディアに接する時は、眉に少しだけ唾を付けておいた方が良さそうだ。
■メーカーサイト⇒ 松永和紀=著/光文社/2007年04月発行 メディア・バイアス
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