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まずビジョンがあり、それと現実とのギャップを解決するためにつくるのが都市計画なのです
民主党が政権の座に就き、高速道路料金を無料にするかどうかに注目が集まっている。
本書は、いまから 4 年も前に書かれたものだが、アクアラインの 1000 円化を提唱するなど、現在の情勢を予言したかのような内容になっている。
内容はどれも論理的であり、今日、高速道路料金の問題が顕在化したのは、必然だったと言える。
ただ残念なことに、「まずビジョンがあり、それと現実とのギャップを解決するためにつくるのが都市計画」(158 ページ)であるにもかかわらず、我が国では、いまだに明確な「ビジョン」が示されていない。
■メーカーサイト⇒ 松下文洋=著/講談社/2005年05月発行 道路の経済学
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