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泰平の眠りをさますじょうきせん たった四はいで夜るも寝られず
1853 年、アメリカの黒船が日本にやって来た――じつは、この 1 年前、ペリーが来航するという情報は長崎・出島のオランダ商館を通じ、日本にもたらされていた。じつは、幕府や有力大名のうちでは、歴史の教科書に記されているような突然の事件ではなかった。
ペリー来航の情報をめぐり、国内では長崎奉行と江戸幕府大老との官僚的な駆け引きがあり、国外ではアメリカとオランダの日本をめぐる駆け引きがあったのである。
本書を読むと、時に、情報の流通と評価に国家の命運が委ねられるということに気付かされる。
■メーカーサイト⇒ 岩下哲典=著/洋泉社/2006年05月発行 予告されていたペリー来航と幕末情報戦争
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