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誰でも「文章は書くと書ける」のです
メールならすぐ打てるが、原稿用紙を前にすると何も書けなくなる――そういった方にお勧めの“文章読本”である。
人は誰でも、文章書きのプロであっても、書くべき文章のすべてを事前に用意できているわけではない。書きながら次に書くべき文を見つけていくという作業の繰り返しなのだ。これを繰り返すことで 800 字の文章を完成させることができ、さらには出版できるまとまった分量の文章になるという。
著者は、「必要なのは書きたい中身ではありません。最初の一文を書き出す勇気です。あとは一人でたすきをつないでゆけばいいのです」(54 ページ)と言います。
書くことに必要なのは、感性でも想像力でもない。一文一文をつないていく力である。これは文章の論理的必然性ともいうべき能力で、簡単な読みとりの訓練によって誰もが身につけられるものだ。
■メーカーサイト⇒ 鈴木信一=著/祥伝社/2008年02月発行 800字を書く力
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