PR

プロフィール

パパぱふぅ

パパぱふぅ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2010.09.10
XML
カテゴリ: 書籍


コンクリートが危ない

コンクリートが危ない



 私は、コンクリート構造物が一斉に壊れはじめる時期が、30年後よりもはるかに早い2005~10年頃までにやってくる可能性が高いと考えている。

コンクリートはなぜ固まるのかといった理論から、コンクリート建築の手順、劣化のメカニズム、現存するコンクリート建築の問題点などを具体的にわかりやすく説明した本。


阪神大震災で、山陽新幹線のコンクリート橋脚の内部から「鉄筋の切れはし、空き缶、角材(木材)、発泡スチロールなどじつに多彩なもの」が出てきたという下りはショッキングである。著者によれば、「山陽新幹線の高架橋は列車の走行によって、ある日突然、床板が破壊するという危険にさらされている」そうだ。


さらに、マンションのコンクリートの安全性を調べる手順も紹介されている。


1970 年代以降に施工されたコンクリートは、とくに品質が悪いそうである。注意されたい。


■メーカーサイト⇒ 小林一輔=著/岩波新書/1999年05月発行 コンクリートが危ない

■販売店は  こちら











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.09.10 19:36:38
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: