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この世界で30年以上も飯を食ってきても、いまだにわからないものそれが視聴率なのだ。
東京ムービー草創期から関わってきた著者によるアニメの歴史。
『巨人の星』の最終回で星飛雄馬は死ぬはずだった、『オバケのQ太郎』は人気絶頂のときに打ち切られた、『天才バカボン』は再放送のほうが視聴率が高かった、宮崎アニメの秘密は「動画枚数」にある、等々、アニメ制作の裏側の事情を知ることができて面白い。
宮崎アニメが一世を風靡するまで、多くの先達の苦労があったことがよくわかる。
また、著者は今のアニメに対して、「アニメの命は、シナーオです.そしてシナリオの善し悪しは、そこにどんなドラマがあるかで決まります。いまのアニメは、このドラマが弱いのです」(4 ページ)と批判する。
■メーカー/販売元 山崎敬之=著/講談社/2005年05月発行
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