2006年9月25日(月)
福岡県南に聳え立つ「耳納連山」の尾根付近を縦走するという
「耳納山スカイライン」を走るため、一路「八女」へ向かいました。
今回のルートは
R385→R264→R322→高良大社→耳納山スカイライン
→鷹取山山頂→K52→K57→R442→帰還
といったところ。
当日は平日ということもあり、シャカリキに飛ばす者は
私くらいのものでした
勢いに任せ、アッという間に高良大社に到着。
高良大社前の様子です。
手持ちの地図によりますと
この高良大社から先の山道を 耳納山スカイライン
と呼んでいる様で
これから先の山道を5分ないしは10分ほど進んだあたりで
以下のような3本線の分岐路に到着しました。
現地の標識によりますと、
一番左の分岐点は「田主丸」の方向へ
右に向かえば、「上陽町」に降りていけるとの事ですが
どうやら地崩れを起こしたようで、
当分の間、通行止め
・・とありました(訪問時)
…ということは、真ん中「星の村」への線こそが
耳納山スカイライン本線
となるのでしょう。。
ひとまず
是をいきますと
進入時から道幅は1車線程度まで狭まり
その径もクネクネと山肌を取り巻くように伸びるためなのか
見通しも随分悪くなっていきました。
(意外と対向車と出会います)
ただ、路面に関しては
(一部、亀の甲羅のような簡易コンクリのものもあるにしろ)
堅実な舗装路?が続いており
山間部を尾根伝いに走っていくためか
時折、意表を突くような快走路と
左右違った展望が拝める箇所との出会いもありました。
さて、今回は台風の後ということで
最悪地崩れを覚悟していたのですが・・
所々、路面が汚く、スピードの乗らない箇所があった事を除いては
問題なく通行できました。
その道中、
標識付で「田主丸」や「上陽」方面への誘導のされた
脇道もいくつか用意されてましたが
ひとまず直進を続けて
「鷹取山山頂」なる案内板と「星野村」の看板のうち立てられた
写真の様な分岐路まで移動してきました。
(単車は無意味にカメラ目線でありますが、手前側から走ってきたものです)
手持ちの地図を開くと、
最早「耳納山スカイライン」も実質終点に近い位置にあり
写真を奥へ進み突き当たりを左折して道なりに進めば
「星野村」経由で県道52号に繋がるようです。
ひとまず高いところへ向かおうと
ここから左折して
一旦鷹取山の展望所を目指すことに。
展望所へは、分岐後すぐでした。
展望所はスカイライン方面から来て
右側に駐車スペース
周辺の案内板(これは現在撤去され、存在しないようです)
さらに左側には「小高い草原の丘」があるので分かり易いと思います。
因みに、駐車スペース奧に写っていらっしゃるご老人も
ここの景色を撮りにいらしたとか。
三脚まで用意なさっていて、念密に角度を測り・・
いや、本格的でした。
なんというか、格の違いを実感です
さて、私も負けじとシャッターチャンスを探します
この日は幸いにも秋晴れで、空気も澄んでいましたから
筑後平野が万遍なく、綺麗に見渡せそうです。
駐車スペース前の小高い草原の丘に登り
眼下の筑後平野を撮影してみることにしました
「鷹取山」山頂、筑後平野展望サイドにある石碑です
石碑越しに広がる筑後の大地は壮観でした。
【久留米・甘木方面】
【久留米・甘木方面 拡大】
【田主丸あたり】
【田主丸あたり 拡大】
【浮羽・杷木あたり】
【浮羽・杷木あたり 拡大】
平野のほぼ中央を縦走する川は、「筑後川」。
角度を変えて反対側にあたる駐車スペースを
写真ではどうしても視界が限られてしまうのですが
実際のパノラマは結構すごいです。
展望台を後にして
さきほど写真を撮った分岐点までもどり
今度はK52に乗るべく星野村方面へと
一路下山していきます。
途中
ガードレールが吹っ飛んで!?
崖にへばり付いたような箇所もありましたが
恐れていた地崩れに遭遇することはなく、K52に乗り
無事に山を下りてきました。
このままK52を福岡方面に折れても良かったのですが
まだまだ走り足らなかったので
K57経由で 日向神ダム
に寄って帰ることにしました。
このK57も面白い道で
前半は集落、中盤は峠(狭隘な林間のちワインディング)、
後半は狭隘だが小川(清流)と併走!
…と、とても表情豊か。
個人的にはとても気に入っています。
さて、そのようなK57も中盤のワインディングセクションを終え
間もなく締めの清流併走セクションの手前にさしかかろうか!
というあたりまでやってきたところで
恐れていた「地崩れ@道路崩壊」ですorz
…一瞬脱力しましたが
標識をよく見ると、脇に迂回路が用意されていて事なきを得ました。
迂回路はK57より走りやすく
結果的にはちゃんとK57に合流してきましたので
いいショートカットの発掘となりました
道なりにK57を進んでいると
対岸に綺麗な花が咲いているのが目に飛び込んできました。
彼岸花とかいうやつでしょうか!?
よく分かりませんが、
周囲の景色とのコントラストが印象的でした
この後、R442と合流。
このR442を大分方面にへと左折しますと
三愛レストハウス、やまなみハイウェイにへと繋がっていきます。
ここを右折して「黒木町」の方向へ。
R442は合流するとすぐに
「日向神ダム」に沿う快走路のはじまりです。
右手にダムを望みつつ
適当な場所で記念の撮影をしておきました
【巨岩】
【湖面】
【巨岩と7S】
【巨岩と湖面】
対岸の巨大な岩の下には
素彫りのトンネルが通っていました。
また通る機会があれば、湖畔一周にでも…。
その後福岡へ向け、退却しました。
耳納山スカイラインに関して
後日聞いた事ですが、かつては全線ダートであったらしいです。
ダートが恋しいいいいいい
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