DR650ある生活

白木~背振~南畑

白木~背振~南畑





厳しかった残暑も峠を越え
刻一刻と秋の気配も深まる中
11月としては暖かな日々が続いていました。


そんな秋とも冬とも言いがたい立冬、
朝起きると、やわらかな日差しがさしこんでいます。


無性にどこかへ走り出たくなり
バイクで繰り出すも
都市部を避けて走っているうちに

西へ西へ進んでいることに気がつきます


この際ですし
そのまま七山を抜け
「白木峠」へ向かうことにしました。


小春日和であったことも相まってか

峠に着くと、既に先客たちが集まっていて


各々、旬の山菜を摘むがごとく、思い思いに
流していたように見受けられました。


私も負けじと追従です。




ギョーーン フォンフォン( ^ω^)




…ほどなくして、頂上に到着。



峠の頂上、舗装林道の入り口にも
ライダーが2人ほど休憩していましたが

人が苦手な私です。
何も考えず「浮嶽雷山林道」に消えていくことにします。


この浮嶽の林道(舗装路)は
暖かかった白木峠とは対照的に


山の陰となっている区間が多く
空気も急にヒンヤリしてきて冷たい。


…一挙に初冬の山らしい雰囲気となってきました。


そんな肌寒い林道をしばらく進んでいると





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「極楽展望台」

…と名付けられた丘に来ました。

山上からは玄界灘を見渡し

東は「志摩半島」、西は「唐津」辺りまで
大きく開けたパノラマを望むことができるようです。


いつもは片目に流していた眺めですが
こうしてみると心静まる光景です。


しばし、陽のあたる展望所で
しんみりしてから
引き続き三瀬へ向け移動します。




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その後しばらくの道なりは、
舗装路ながら、山の高所を伝って進みます。

覚悟はしていましたが
山肌の影が成す空気の冷たさは強烈な尿意を催します。

容赦ない冷気の洗礼を浴び続けていますと
尿意も加速度的に増してゆき

福岡屈指のテクニカル峠、「三瀬」に突入するころには
臨界点…まではいかずとも
かなり際どい状況に陥っていました


…こんな時に限って状況は好転しないもの(脂汗)



当日の三瀬は交通の流れも多く
とても立ち○ョンをこなす余地などありません。



肝心な時に限って、
色んな要素が絡み合い
「最適な手段」のようなものを掴むことができない性分で。。


結局、用を足せないまま「背振方面」へ入山していきます。


今回はオーソドックスに
ゆるやかな山里を結ぶ「県道46号」を通して
「吉野ヶ里」へ抜けることにしました。







SANY0276.jpg





こちらも山あいをパスするだけあって
ひんやりして涼しいです。


意外と穴場なのか
すれ違うバイクもそれなりにあります。


事前に何本か峠を流してきたことで
ある程度、感は馴染みつつあるのですが・・


「膀胱」は…実に正直で…


プルプルしながら
なるべく人気のない草場に移動し、
臨界点突破直前にして、ようやく排尿


なかなか危ういところでした(==)


その後は
ようやく、人馬ともに
あるがままに流れ始め






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そのまま快調に「吉野ヶ里」へ抜けて出ました。


写真は「蛤岳林道」終着点にある
ループ橋から見下ろした「佐賀平野」。





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ループ橋の成す影と
黄昏時の平野とが織り成すコントラストが神妙で
一日の〆としては最適な眺めとなりました。


紅葉の方は、佐賀側より
「南畑ダム」の周辺のほうが
程よく彩っていた印象です。



もう夕暮れ時。




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東脊振トンネルを介し




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南畑を流してから、のんびりと帰着しました。




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