ぐりっちのいるところ

ぐりっちのいるところ

What’s はむ?

[ハムスターとは?]

地球上の全哺乳類の40パーセントを占めるげっ歯目。
そのネズミ科キヌゲネズミ亜科の動物。
だから何なの?!と突っ込まないでね^^;
平たく言えば「ネズミ」です。

文献に登場したのは、およそ200年前。
ハムスターという「種」として同定されたのは、100年ほど前。
その繁殖力( 何せねずみ算というくらい )と飼いやすさから、ペットや
主に実験動物として広まったことがヒトとハムのおつき合いの始まりでした。

夜行性で雑食( ヒト用に加工されたものは× )。
寿命は個体にもよりますが、2年~2年半 ( 1年半たてば、立派に老ハムです )。

現在ショップの店頭に並んでいるお馴染みの顔ぶれを以下に。
一口に「ハムスター」と云っても、いろいろです。

参考文献『ハムスターの気持ちが100パーセントわかる本2ドワーフ編』(青春出版)


ゴールデンハムスター G ham

<属名> ゴールデンハムスター属
<生まれ故郷> 小アジア~シリア・レバノン・イスラエル
<大きさ> 体長は約12~15cm 体重は120~150g
<毛色> お馴染みの茶&白のほかにも、黒&白・黒・キンクマなど
    バリエーションが多彩。長毛のコもいます^^

昔ハムスターといえば、このコ達のことでした。
大雪師走さんの『ハムスターの研究レポート』に登場するチビ君たちや
人気アニメ『とっとこハム太郎』のハ○太郎、
サンリオキャラのコロコロクリ○ンはこのゴールデン(以下、Gハムと呼ぶ)です。
性格はおおむね人なつこくって温和(なコが多い)。
多頭飼いはムリなので、たくさん飼うときは1頭につき1ゲージ必要です。
マンションのごとく積み上げられたケージは壮観。
余談ですが、ぱぷりか。はこのGハムとモルモットと区別が出来なかった
過去の持ち主です^^;

ジャンガリアンハムスター pa-ru ham←このこは「パール」だよ♪

<属名>ヒメキヌゲネズミ属
<生まれ故郷>カザフスタン東部~シベリア南西部(寒そうーー)
<大きさ>体長は約6~12cm 体重は約30~45g (Gハムのほぼ3分の1!)
<毛色>灰色に背中黒すじの「ノーマル」薄い灰色の「ブルーサファイア」
    真っ白で黒目な「スノーホワイト」 白地に背中黒すじの「パール」
     きなこ色の「プティング」(ブルーサファイア×スノーホワイト)

1993年に日本上陸。
ここ数年の間にとても人気の出た小型ハム(以下、ドワーフ)の代表選手。
うちの看板ハム「ぐり」「ぐら」はこの種類です。
足の裏に毛の生えているのが特徴。
性格は、おっとり(が、多い)。
うまくすれば肩のりしてくれるぐらい慣れやすいです。
(落下すると骨折の危険があるので、座ってのせたってください^^)
なお、ドワーフはぺアor多頭飼いが可能です。
以前衣装ケース(フタなし)に10匹家族を飼ってた友人がいましたが、
これも圧巻でした。(初心者は真似しないように^^;)
ただし、子どもの頃からいっしょに飼ってあげるのが原則。
それでも、ケンカが激しいようなら即別居させましょう。

キャンベルハムスター

<属名>ヒメキヌゲネズミ属
<生まれ故郷>バイカル湖東部・モンゴル・中国北部
<大きさ>体長は約7~12cm 体重は約30~45g
     ジャンガリアン(以下、Jハム)にそっくりだが、ちと大きめ
<毛色>白&黒や黄&白ぶちの「パイド」真っ白に赤目の「アルビノ」
    「イエロー」「ブラック」などなど。
    (たま~に「ブラックジャンガリアン」という名で売られてるコは
     この「ブラック」君↑だと思って間違いないそうです。
     私にはわからなかったけど^^;)

ドワーフ中、もっとも気性にメリハリのあるハムスター(だそう)。
他ハムに劣らず「びびりや」さんだが、びびると攻撃(噛む)にでる性格が
「噛む」ハムスターという異名をとらせてしまった元気モノ。
実際優しく接していれば、噛みません。(ショップで手乗り経験あり)
ちなみに欧米では、Jハムより人気が高いそうです。国民性かなぁ^^?

ロボロフスキーハムスター robo ham

<属名>ヒメキヌゲネズミ属
<生まれ故郷>カザフスタン・モンゴル南西部・中国北部
<大きさ>体長は約7~10cm体重は約15~30g
     ペットとして暮らすハムの中では、一番ちっこい。
<毛色>体上部が黄褐色で、下が白というパターンのみ。
    そんでもいい。かわいいから。

小さな体にこぼれそうに大きな目。
目の上の白い「眉毛」柄。足の裏と尻尾にも毛が生えてるのが特徴です。
小さいためか、すばしっこさは天下一品。
とても臆病なのでヒトにもなかなか慣れず、手乗りハムへの道は 険しそう。
乗ってもすぐ飛び降りちゃうコも。
根気よく慣らす飼い主さんもみえるそうですが、
多くは鑑賞用かな^^;?
日本上陸は1994年。
ネズミさんのわりに繁殖が難しく実験用としては不向きなため、
初めからペットとしてヒトと関わるようになったハムです。

チャイニーズハムスター

<属名>キヌゲネズミ属
<生まれ故郷>中国北西部・南シベリア・朝鮮半島
<大きさ>体長は約9~12cm 体重は30~40g
<毛色>上部が灰色で下部が白の「ノーマル」
    全体に白がかった「シルバー」ブチ模様の「パイド」
    白に赤目の「アルビノ」 など 

ぱっと見、顔がネズミっぽいです。
体形もスリムで、尻尾も(他のドワーフ種より)長め。
とっても人懐っこいそうですが、まだお会いしたことがありません^^;
他ハムに比べて、木登り上手。(あぁ見てみたい・・・)
中国の夜店で売られていたネズミが祖先といわれています。
種として同定されたのは1867年と古く、1919年から実験動物として
英国で飼われるように。
1959年に日本へ上陸したのも実験動物としてでした。
ペットショップにお目見えしたのは、1981年。
ヒトに実験動物として長く飼われるうちに性格がおとなしくなり、
多頭飼いも可能になっていたためとか。
ジャンガリアンがお目見えするまでは、日本でドワーフ(小型種)といえば、
このコたちのことでした。
ただ同じドワーフといっても、ジャンガリ・キャンベル・ロボとは異なる種です。
念のため^^

クロハラハムスター

<属名> クロハラハムスター属 
<生まれ故郷> 中央~東ヨーロッパ 
<大きさ> 体長は約22~34cm 体重は約300~800g
      Gハムよりでかいです。(モルモット級!)

1998年頃、日本のペットショップにお目見えしたハムスター。
日頃ジャンハムばかり相手にしてたぱぷりか。には、「クマ」に見えました。
あの金太郎さんを乗っけてる月の輪熊に。
かわいいのだけど、性格はいたってワイルド。
(噛まれると大怪我は必至だそう--;)
手乗りどころじゃないかも。
ちなみに寿命は8年くらい。 短命なハムスターの中では、ダントツです。



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