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2006年06月28日
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カテゴリ: Music(邦楽)
● Pizzicato Five ”Singles” CD
● Pizzicato Five ”Singles” CD
disc1
01.スウィート・ソウル・レビュー
02.東京は夜の七時
03.ハッピー・サッド
04.スーパースター
05.陽の当たる大通り
06.悲しい歌
07.ベイビィ・ポータブル・ロック
08.メッセージ・ソング
09.イッツ・ア・ビューティフル・デイ
10.モナムール東京
disc2
01.大都会交響楽
02.恋のルール・新しいルール
03.きみみたいにきれいな女の子
04.ウィークエンド
05.プレイボーイ・プレイガール
06.ダーリン・オブ・ザ・ディスコティック
07.ノンストップ・トゥ・トーキョー
08.パーフェクト・ワールド
09.東京の合唱~午後のカフェで
10.12月24日

いったい何枚のアルバムを発表しているのか?
この人達のディスクをコンプリートしている人がいったい何人いるのか?
(そりゃファンだったらいるでしょうけど・・・・)
とにかく、凄まじい数、リリースしています。
もともと、細野晴臣のプロデュースによりデビューした、小西康陽と高浪敬太郎のユニットだったのですが1990年に野宮真貴が3代目のヴォーカリストとして正式加入してブレイクしました。
その、エレクトリックな音に独特の野宮真貴の声をのせた極上のポップチューンで、日本よりも海外で多くの評価を受けました。
パリコレでも多分曲が使われたように記憶していますが・・・・どうだったっけ?
そんな彼ら(彼女ら?)の代表曲は「ウゴウゴ・ルーガ2号」というフジテレビの子供向け番組のオープニング 「東京は夜の七時」 で間違いないでしょう!
ちなみに「ウゴウゴルーガ」に出演していたルーガちゃんこと小出由華は、すっかり大人になって、今は 峰不二子みたいになってますけど ・・・って、そんなことはどうでもいいのですが・・・(笑)
とにかくこの「東京は夜の七時」は東京都の 「都歌」 にしてもらいたいくらい素晴らしいです。

野宮真貴の声って本当に独特ですよね・・・・
私の周りの人は曲調と声質が「かわいいすぎる」ので、あんまり聴かないんだ・・・なんて言う人も少なくなかったです。
確かに分からなくもないですが、そう考えると日本ほど音楽に関して、「ジャンル」にこだわる国民性はないんじゃないかと思います。
大体「歌謡曲」ってジャンルは何ですか?
私は未だにその定義がわかりません。
「演歌」っていったいどうやって生まれたんでしょう?
欧米諸国では、曲のジャンルにこだわらずに「音」を素直に「楽」しんでいるように思えます。
それに妙に歌詞にこだわるのも日本人独特の感性かも知れませんね・・・
ちなみに私は洋楽好きですが、声も音の一部、すなわち「楽器」だと思っていますので、あんまり歌詞にはこだわりません。
内容を知ってがっかりなんてこともありますが、要は、私にとって音楽とは意味よりも、響きなんじゃないかと思ってます。
それが人に言わすと「音楽を聴く姿勢として本当じゃない」らしいのですが、私はそれでいいと思っています。
そういう意味では日本人に生まれてよかったです。

話を戻します。

「ピチカートファイブ」の音楽は明らかに外国向けです。
おそらく日本語が分からない海外の人が聴いた方が彼女たちの理想である「ポップでキャッチー」に聞こえるんだと思います。
私が海外のアーティストの曲を聴いてお洒落だと思う感覚をこの人達は逆に欧米人に感じさせることが出来る日本で唯一のアーティストだった・・・ということになるのでしょうか?
現在「パフィー」がアメリカで活躍していたり、「少年ナイフ」なんてバンドもいました。
先に紹介したLove Psychedelicoなんかも海外で評価されそうですけど、それらのバンドの音とは本質的に何かが違うような気がします。

ちなみに、「東京は夜の7時」が最初にアルバムに収録された「overdose」というアルバムですが・・・・本当にそうなのかあんまり自信がありません(笑)
実際、「東京は夜の7時」という曲はいろんなアルバムに収録されています。
リミックスを含めてベスト版も山ほど発売されているようなので、どこから始めたらいいか分からない人のために・・・・
紹介するのは最後に発表されたベストアルバム「singles」です。
「東京は夜の7時」の他に珠玉の作品が収録されています。
「モナムール東京」「プレイボーイ・プレイガール」なんて最高です。
Love PsychedelicoのKUMIは日本語を英語のように歌うようですが、野宮真貴の歌は思いっきり日本語なのにフレンチポップに聞こえてしまう(笑)
何故だか分からないけど・・・このグループもやっぱり 奇跡の組み合わせ だったのかも知れない・・・・
残念ながら解散してしまいましたが小西康陽はゆうこりんの曲をプロデュースしたりと、相変わらずとんでもないことしてくれちゃってます(笑)
公式ページでラケットを持った人が小西康陽で、 バナナマンの日村 ではありません・・・・(笑)こりゃ失敬!

レコード会社による公式ホームページはコチラ

singles / pizzicato five
2001





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最終更新日  2006年06月28日 00時13分42秒
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