Ｐすけ☆の気まま日記

筋肉番付け？

「見せろよ！」
「ヤダよ！何で脱がなきゃいけねぇんだ」
「いいから見せろって！！」
滝沢が主演の舞台『Dream Boy』の楽屋で、聖がKAT-TUNのメンバーを追いかけま
わしている。
「脱げ！」
「脱がねえって」
・・・・ちょ、ちょっとあやしいというかイヤラシイというか、聖の言葉だけを
聞いていると、何だかこっちまであかくなっちゃう。

　聖：「あっ！」
亀梨：「へっ！？」
　聖：「行ったろ？今週ジム行ったろ？？」
亀梨：「そ、それがどうしたんだよ！」
亀梨君をつかまえ、Tシャツを脱がして大騒ぎ！
　聖：「ダメじゃん！それ以上、腹筋鍛えんなよ！！」
亀梨：「バ、バッカじゃねえの、お前？」
ジト～っと亀梨君の腹筋を見つめ、ヒステリーでも起こしたかのようにわめく聖
。っていうか一体どういちゃったんでしょ・・・不思議っす！

　聖：「えっ！？」
それはある日、突然、嵐のように・・・じゃなくて、聖を襲ったショックだった
。
舞台『Dream Boy』のケイコ場で着替えをしていた赤西君の肉体が、ものの見事に
シェイプアップされていたのだ。
　聖：「仁、それ、どうしたの！？」
赤西：「それって何？？」
何を言われたのか見当がつかない赤西君は、キョロキョロと自分の周りを探して
いる。

聖：「腹だよ、腹！」
赤西：「腹？」
　聖：「先週見た時より、脂肪が２ミリなくなってんじゃん！」
赤西：「へっ！？に、２ミリってお前・・・」
　聖：「俺の目はごまかせねえぞ！！」
そう言うといきなり・・・・・
　聖：「ぬぉぉぉぉぉぉぉ～っ」
その場で腹筋を始める聖！
聖：「ま、負けてられっか！」
赤西：「はぁ～っ？よくわかんねえヤツ！？」
実はKAT-TUNのメンバー、『Dream Boy』に出演するにあたって、主演の滝沢から
、
滝沢：「ボクサーの役だから、多少は筋トレしねぇとカッコ悪いよ！」
と言われ、各々が筋トレを始めていたのだ。
　聖：「そ、そりゃそうだけど、あんなに急に腹筋出さなくても・・・」
今まで『KAT-TUNの筋肉番長』といえば聖。もちろん筋肉番付は『横綱』にランク
されていたよね。
　聖：「いや、それぞれジムに行ってんのは前からだけど、みんなラーメンとか
好きじゃん。俺が１回（ラーメンを）食うところを、３回は食ってるから『フフ
フ・・・その２回分、皮下脂肪付いちゃうぜ』ってコッソリ笑ってたんだ」
ところが全員が、鏡に映る自分の姿に『自信』を持ち始めたもんだから、逆に聖
が、
聖：「ねえ、ラーメン食って帰ろうぜ」
と誘っても
「いや、今カロリー計算してっからパス！」
断られるようになっていたのだ。
　聖：「マジにヤバイよね！どうしても筋肉だけは譲れないから」
毎日、裸（？）を見せ合いっこしてる分、その変化が手に取るようにわかるのも
聖を焦らせていたのだ。
　聖：「お、おはよう・・・・」
翌日、ケイコ場に入った聖、なぜかムズムズして身をよじってる。その姿を見た
赤西君が、
赤西：「どうしたんだよ。痔でも痛えのか？」
　聖：「痔じゃないし！」
笑いながらツッコミを入れる中、着替えるために服を脱いだ姿を見てビックリ！
赤西：「げげっ！な、何を巻いてんだよ！」
　聖：「これ？通販で買った」
聖のお腹には、EMS運動で脂肪を燃やすというフィットネス（ダイエット？）のマ
シンが巻き付けられているではないか！
　聖：「だってさ、ウチからココ（ケイコ場）に来るまでの１時間以上、なにも
しねえのもったいないじゃん！電車が空いてる時はスクワットとかやりながら来
れるんだけど・・・・・」
赤西：「はぁ～っ！？」
――――あっけに取られるメンバーをよそに、マシンをはずすと、
「おっしゃ！」
かけ声とともに、腹筋を始める聖。
もちろん、周りはすっかり引いているのも気にせずに、ね。永遠の「筋肉番長」
「筋肉横綱」は、やっぱりキミしかいないかも。―――

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